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<Ⅳ>
「よし。では、これより試験稼働を始める」
僕がそう言うと、リセクティエスタは、作業員に指示を出した。
作業員たちが、PCを操作し、AIの電源を入れる。
とたんに、何百ものファンが回る音が聞こえてくる。
それと同時に、AIはインターネットの情報を「学習」し始めた。
そして、僕はAIが学習を始めた事を確認すると、AIにこのように指示を出した。
翆の病気を治す薬を一か月以内に開発しろ。
そう。これが僕の計画。
翆の病を、直す手段を、AIに見つけさせることだ。
今日はここまでで。




