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AR  作者: 青柳藜
chapter One Before the beginning.
3/147

<Ⅰ>

ここから、過去の話になります。

 自分は少なくともこの学校の中で一番理不尽な目に合っていると思う。

 そりゃ、生まれつき体に障害を持ってる人や、飢餓で今にも死にそうな子供なんかに比べたら、すごく幸運なのは確かだ。

 でも。

 でもだよ!

 少なくともこの学校には、生まれつき体に障害を持ってる人や、飢餓で今にも死にそうな人は、今のところ存在しないのだ。

 それなら、私はこの学校の中で一番理不尽な目に合っている事は間違いない。

 だって…


 いまどき持ってる電子機器がMP3プレイヤーだけなんて、殆どの人が信じないよ!


 そりゃ、確かにいつもの成績は中の下くらいだし、赤点取ってる教科も無かったわけではなかったけど…でも、ほんの少しだけじゃん! 十四教科中七教科だけじゃん! なのに、お母さんがあんたは成績が全然良くないからだめって言って買わせてくれないんだよ!

 しかも、今回は結構頑張って、赤点なくして、そんでご褒美としてくれたのが、MP3プレイヤーだよ!? 時代感覚おかしくない!?  てか、よくこんな古いもの売ってたねって逆に感心するぐらいのレベルなんだけど!?

 もう周りの友達は新作のゲームだってどんどんやってんのに何この素晴らしいくらいの昭和なくらし!?

 周りの友達も「あのお母さんじゃね~」とか言って納得してくれてるけど、ゲームの話になり始めたら全くついていけないんだよ!

 もういい加減にしててかんじ!

 あーあ。大人になったらこんな感じで生活制限されることも無いんだろうなぁ~。

 はやく一人暮らしして、親の目の届かないところで遊び倒したい。


※段落に関する部分を修正しました。

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