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AR  作者: 青柳藜
chapter Three The botanical garden.
23/147

<Ⅶ>

「鈴木警視長。指示を」

 頭を抱える俺に、部下が指示を求めてくる。

 俺は椅子から立ち上がり、部下にこう告げた。

「相手は所詮機械。電源さえなければ問題ない」

「と、申しますと?」

 部下が聞き返してくる。

 俺は、一度大きく息を吸って、こう命令した。

「MIDORIにつながっている送電線を全て切れ」

 はっ、分かりました! と言い、部下は私の指示を周りに伝えに行った。

 その様子を見て、俺は覚悟を固めた。

 絶対に、五年前の悲劇を繰り返してはならない、と。

今日はここまで。

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