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AR  作者: 青柳藜
chapter Three The botanical garden.
19/147

<Ⅲ>

 洗い物だけでもやらせてくれとカエデさんに頼みこみ、カエデさんの手伝い的な感じでお皿と鍋を洗った。

 一通り洗い物が終わり、食器棚にお皿を片づけていると、広間にスギさんが入ってきた。……一人で。

「スギ、やっぱり眠り姫は起きなかったの?」

 カエデさんがスギさんに言う。

 眠り姫……?

「うん。いやぁ~、あいつを起こせるのは蛍だけだね。やっぱり」

 ソファーに座りつつ、スギさんがカエデさんに愚痴をこぼす。

「……まぁ、いいんじゃない? とりあえずこの三人だけで話を始めましょう」

「ああ。そうだな」

 話……? そういえば、さっき蛍がいろいろ聞きたいことがあるって言ってたような……

「それじゃ、明香ちゃん。先にソファーに座っといて? すぐ行くから」

「あ、はい。分かりました」

 カエデさんに言われた通り、私はソファーへと向かう。

 スギさんが座るのと真向かいのソファーに、私は腰かけた。

「あ、別に話って言っても、君をどうこうするっていうことじゃぁないから。安心して?」

「あ、はい。分かりました……」

 いくら、安心しろだの落ち着けだの言われても、すごく緊張する。

 何を聞かれるのかとおどおどしている私に、スギさんは口を開いた。

「きみ、『しょくぶつえん』に入らない?」

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