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AR  作者: 青柳藜
chapter Two The beginning day.
16/147

Top secret ―職員用災害緊急避難マニュアル(廃棄済)

 ここに、万が一の事態に備えての、研究所職員用緊急避難マニュアルを設定する。

 この文書が公開された時は、恐らく人工超知能MIDORIがハッキングされたか、動力炉が暴走したか、どちらにせよ研究所若しくは制御室では対処しきれない事態が発生していると考えられる。

 そのような事態が発生した場合には、いかなる時でも警視庁IT関連対策室鈴木警視長のいる、警視庁■■地区へ行くことが重要だ。その施設は、MIDORIと同じ発電所から電力を供給しているため、電源が無くなる心配がない。さらに、MIDORIのセキュリティを破ることができる可能性を持つスーパーコンピューターが地下深くに設置されているため、そこからMIDORIの制御をおこなうことも可能ではある。

 しかし、問題なのはそこへ行く過程だ。この施設を警護する為に、最低でも二百台の警備ロボットが動いていることと、それが生存者へ攻撃を開始した事を想定すれば、その道のりは極めて厳しいものになるであろうことが予想される。そのため、様々な状況を想定した行動マニュアルファイルを、別に用意した。(ファイル48-3164-8145.tpからファイル48-3164-8945.tpを参照)これらを用いて、上手く逃れられることを願う。

 しかし、可能性はほぼ無限大に存在する。よって、もし、状況が行動マニュアルのいづれにも当てはまらない場合を考え、職員50名分を三日養えるだけの食糧を、制御室に隣接する備蓄倉庫に備蓄する。しかし、当然のことだが、職員が50名を超える場合は、より優秀な職員から制御室内に迎え入れ、それ以外は犠牲となってもらう必要がある。つまり、ここで大事になってくるのは、人員の取捨選択だ。


 もし、これらの設備でも対処がしきれないのなら、最後の手段としてとある論文の内容を再現するのが良いと思われる。ただし、この論文の内容は人権面と倫理面で大きな問題があったため、再現例はなく、論文自体の存在も抹消されている。

 この論文の内容を要約するならば、■■の■を用いて普通ではありえないレベルの高スペックマシーンを開発できる論理を表したものだ。

 何度も言うが、これの論文は倫理的な観点から見ると大きな問題点があるため、最悪の事態を除いては、使うことは望まれない。

 以下に、その論文の名称を記録する。


論文題目:■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


■Since this file has been discarded, it can now be circulated only on some computers.

■このファイルは廃棄済みのため、現在は一部のコンピュータでしか回覧することができません。

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