<Ⅰ>
初小説なので、言い回しとか、違うところがあったら、お知らせください。
よろしくお願いします。
そのとき、一滴の熱い液体が自分の頬を伝うのを、私は感じた。
涙、と呼ばれるその液体は、堰を切って私の両目から溢れていく。
暗い、暗い檻の中で、私は一人涙を流し続けた。
妹の黒は、今頃どうしているだろうか。
私がいなくなって、泣いているだろうか? 捜しまわっているだろうか?
本当は今すぐにでも傍に行ってあげたい。こんなところから抜け出したい。
早く、黒に――
私がそう思った瞬間、頭に鋭い痛みが走った。
それと同時に、いろいろな記憶が吸い取られていくような気がして、私は堪らず叫び声をあげた。
でも、それは口に付けられた機械によって、くぐもってしまう。
手足を動かそうにも、鎖で壁に繋がれてしまっているので、思うように動けない。
何とかこの状況を打開しなければ、そう私が思っている間にも、私は頭の中に手を突っ込まれてぐちゃぐちゃにかきまぜられているような痛みを覚えた。
痛みで、徐々に意識が遠のいていく。
意識が途絶える刹那、私はあの「女の人」の声を聞いたような気がした。
※段落の修正を行いました。




