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私の特技は転生です!!  作者: 九月
『私』と『私』とetcの話
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1度目の私(沙織)

1度目の私は、転生者では無くトリッパーだった。



1度目って言うか、私が転生を繰り返し始めたのはこの生が終わってからだったから、1度目って言ってるけど、本当はどうか分からない。私がその前も転生を繰り返していることをただ忘れているだけかもしれない。



ま、気にすることはないな!



1番初めの私はただの花の女子高生だった(もちろん日本人、夢は公務員の優しい旦那さんと結婚すること)私は突然帰り道、勇者召喚されてアストラ国にトリップしてしまった。



そこからは、涙なしでは語れない物語が始まるんだよ!!



まあ、簡単に言うと、トリップして、勇者になって、そこの国の王子とラブラブになって、じゃっ、魔王倒して来るわ!的な感じで倒しに旅に出て、倒して帰ってきたら、まさかの王子と巫女(一緒に召喚されたミカちゃん)がラブラブになってて、婚約破棄にされて、クソ〜ってなってる間に、私の処遇に困った国が、私を化け物扱いにして、処刑されました。



イェーイ、私の人生途中から波乱万丈!



おっかしなー、ただの普通の平凡な女の子だったんだけどなー。あんなに必死な思いをして、魔王倒して来たのに、恋人に裏切られるとか、なんていう昼ドラ。in異世界



あの時は泣いたなー、なんか世界に絶望したもんね。だから兵士に捕まって牢屋に入れられた時も、もうどうにでもなーれ!精神だったしね。クッソあの王子め!私が旅でしんどい目にあってる時に巫女ミカちゃんとイチャイチャしてたんですね、ラブラブしてたんですね!



まあ、巫女ミカちゃんも王子のこと狙ってるなー。とは気づいていましたが、世界の危機時に人の恋人奪うか、普通!絶対巫女じゃないだろ、悪魔だろ。




「ゴメンね、沙織(これ私の名前)、僕は本当の愛に気づいたんだ!」



「ごめんなさい、沙織さん。わたし、わたし、「仕方ないよ。君が僕の運命の人だったんだから」




何目の前でエンダアァァァァァァってなってんだよ!仕方ないってなんだよ!




あー腹立つなこの時のこと思い出したら。



まあ、一度目の私はこんな感じだった。

(あ、王子の名前忘れてた、てへぺろ☆)

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