Ⅷ
夜、寝れなかったので書いていたら先輩に少し注意されちゃいました…(;ーωー)
それでもこれからも頑張って書いていこうと思ってます/
よろしく御願いします。
「………………ん、どこだ…ここ………俺は………一体……」
気がつくと目の前真っ白、なんなんだ?
『おーい、そこの…変な奴っ』
いきなり聞こえてきた声
「誰だ、イキナリ変な奴扱いする奴は」
しかもなんか声響いてるし。
『おぉ、反応するってこと変な奴なんだな(笑)』
「誰だよ、しばくぞ」
『まぁまぁ、待てよー。そう怒んなって。ちょっと話でもしようかと思ってな。』
「話?俺はお前なんか知らん。」
『ま、そりゃそうだわなー。誰も俺達の姿なんか見た事ねーからな(笑)』
「俺達?」
『おぉ、ま、今は俺しか話せないと思うけど。』
「どうゆう事だ。」
『んじゃ、自己紹介だな、俺は』
「おい、俺はどうゆう事だって聞いてるんだが…」
『んー…どういうコトって言われてもねー。どう言えば良いかねー、説明面倒なんだよねー。』
「…………」
『まぁまぁ、そんな変な顔すんなよ(笑)』
「こっちはお前の顔見れないんだけどな。」
『あぁ、すまんすまん。と言ってもなー、俺達にはちゃんとしたカタチとか無いんだよねー。』
「何を言ってるのかわからん。」
『つまり俺達は人間じゃないってこと。お前らの言うとこの精霊ってとこかな。』
「精霊?精霊ってあの小さい人形で羽のついている…」
『それはお前ら人間の精霊に対する見方だろ。本当の精霊はカタチなんてありゃしないんだよ。そうだなー、カタチとして表現はできないけど、モノとしての表現なら出来るかな。やっぱ説明めんどい…』
「モノとして表現?どう言う事だ?」
『まぁ、見る方が早いだろ』
そう言われた瞬間、目の前に炎が…
「うわっ」
『ハハハッ、驚いた?』
「え、これ、ま、まさかお前か?」
『そう、俺がエレム・オブ・フレア。お前らで言う火の精霊だ。他の言い方すると、お前自身のエレメントだ。』
「俺自身のエレメント?」
『そう、俺達はお前ら人間一人一人に別の存在として存在するエレメント、つまりは他人のエレメントとお前のエレメントつまりは俺みたいな、は別物だってことだ。要するに他の奴らが使ってる火のエレメントは俺じゃないってことだ。人間でいうと、そうだなー、他人てやつだ。…あーやっぱ、説明めんどー。』
「…あー…うん、なんとなくだがわかった。で、エレム・オブ・フレア、お前は俺に何の用だ?」
『あー、気軽にフレアでいいさ。で、さ、お前エレメント使う時、火ばっかり使ってるよな。なんで他のエレメント使わねーの?』
「んー、なんとなくかな。」
『ふーん。まぁ、別にいいんだけどな。んー、言いたい内容としては、お前の火のエレメント、つまり俺だな、が強くなりましたーってことだわ。』
何を言ってるのかよくわからん
「……えーっと、つまり?」
『まぁ、だから、お前の火のエレメントの熟練度が上がりましたーって感じだわ。』
ますますわからん、とにかく火が強くなった的な感じか
「…おぉ、で?」
『だから、俺がお前と話せるんだ。』
「えと、つまり?」
『んー、また説明めんどいなー。簡単に言うとー…、お前ってすべてのエレメント使えるよな?』
「まぁな。」
『………お前、こんな話聞いた事あるか。ある所に7つのエレメント全てを使える能力者が居た。そいつは、7つ全てのエレメントを完璧に使いこなすようになった。だが、ある日そいつは自分のエレメントが制御できなくなって自分のエレメントに殺された。そして、エレメントは同時に消えるはずだった。しかし、そのエレメント達は消えなかった。』
「いきなり変な話聞かされたと思ったら、なんかキツそうなトラブルに巻き込まれそうな気がしてきた。」
『まぁ、もう少し聞け。で、その消えなかったエレメント達は体を持ち、それぞれ違う場所へ姿を消した。で、そいつらは未だに存在し、自分の縄張りにくる者を狩るそうだ。』
「………つまりは何を言いたい。」
『俺がお前と話ができている。それは今話した奴もそうだった。全てのエレメントを完璧に使いこなした、つまり、そいつは全てのエレメントと話すことができたんだ。』
「じゃぁ、俺はこのままエレメントを使い続けるとそいつみたいになるってことか。」
『…あぁ。しかし、そいつの心、闇の部分が多くてな。それがエレメントに影響しているらしい。だから、このままそいつのエレメント達をほっとくとこの世界に影響が出る。だから、お前にそいつらを消して欲しいんだ。』
「……なぜ俺なんだ。」
『それは、お前が…セブンスエレメンツだからだ。』