Ⅵ
長らく更新しておらずすみません。
学校行事等々の都合で手が回らず……orz
あ、そうそう、学校行事の一つ、国語表現コンテストというものがあるのですが、それ用に書いた随筆小説を短編でのせようと思います。おそらく、まだ訂正など、色々あるので作品をそのまま出すということにはなりませんが、暇でしたら読んでください。ではエレメンツⅥどうぞ!
「ん、ん〜〜…。ふぁぁ〜…。」
「おっはよーーっ!」
おぉ、朝から元気な…
「ん、あぁ、おはよ…。」
んー…いい朝だ、こんな朝は…
「……おやすみ。」
…寝るのがいい…
「こらー!起きろーーー!」
くっ、せっかくの気持ちいい朝を…
「うるさいぞぉー……」
「ファイが起きないからでしょー」
「眠いんだよ…」
「むぅ。布団とるよ」
「嫌だ…」
「じゃぁ、ファイの上で遊ぶー」
「それもやだ…」
「じゃぁ私も一緒に寝るー」
…………(—ω—;)
「……んー…ヤ…ダ」
「んふふー♪今一瞬考えたでしょ?」
「……うるさい…」
「照れるなよぉ(笑)」
「………」
「一緒に寝るーっ笑」
「おい…入ってくるなよ……」
「いいじゃーん笑、嫌じゃないんでしょ?」
「……ん〜…勝手にしろ…」
「んふふー、勝手にするよぉ笑」
もぞもぞ…
「おい…布団の中でもぞもぞするな…」
「勝手にしろって言ったじゃん笑」
「はー…。」
よっこらせ…
「あれ、何、起きるの?」
「お前がもぞもぞするから寝れないんだよ。」
「あはははっ、起きないからだよー笑。さっ、朝ご飯にしよっ☆」
あ、☆出た…元気100パーだな、おい
「へいへい…」
「こらぁ?ちゃんと返事しろー!」
「はいはい」
「はい、は一回でいいの!」
何だよもう、こいつ細かいな…
「…はい」
「よろしい。」
ふぅ、朝から、疲れた…
まぁ、そんなこんなで…
「ファイー?」
「ん?何?」
「街に行かない?」
「……なんで?」
いきなり何を言い出すこやつは…
「うーんとね、買い物とかしよっかなって思って。」
「そうか…わかった。気をつけて行ってこいよ。」
「え?何言ってんの?ファイも一緒だよ?」
「なんだとっ?!」
「……無理矢理ボケたのか…面白くないよぉ?」
「………(汗)。わ、わかったよ。行くよ、めんどくさいけど」
「む…めんどくさいならいいよーだ。別に無理にとは言わないもん」
「いや、行くって。ごめんて。」
「べーっだ。ファイのいじわる」
「悪かったって。」
「……じゃぁ、罰ゲーム」
「罰ゲームって…何だよ。」
「…その…キス…とか……。」
「…ぇ………(汗」
「……ダメ?」
……キス…って、そんなするものでもないだろう?!
「ぁ…ぃゃ…、そ、そうだ。街に行くんだし、何か買ってやるよ!」
「……うん、わかった。(キスはダメなんだ…)」
「……じゃ、じゃぁ、準備しないとな。」
「うん。」
焦ったぜ…流石に短期間に何度もするのはちょっと危ない気がする…。
「じゃ、行こうか。」
「うんっ!」
街まではそんなに時間はかからない。かかって1時間ほどだろう。
「ファイと買い物なんて初めてでわくわくするなぁ☆」
「なーに言ってんだよ。わくわくも何も、買い物するだけだろ?」
「むー…別にいいよーだ。罰ゲームで私に何か買ってくれるの忘れてないよね〜?」
う…、そうだった…
「あ、あぁ。」
「えへへ☆じゃぁね〜…、髪留め買って欲しいな〜」
「髪留め?そんなんでいいのか?」
「うん、可愛いの買ってもらうからね!」
「はいはい。」
意外だなぁ…、こいつなら服とか言いそうなんだけど…
「あー!また、はいはいって言ったぁ〜、はい、は一回だよー?」
「へいへい」
「むー…」
そんな事をしていると、何処から湧き出たのか、俺達の前と後ろに変な連中が…2,4,6,8…ざっと…30人くらい?
「なんだお前ら。」
「へへへへへ…なぁに、金目のモンをもらいにきたのよ。」
…こいつが親か?
「へぇ〜、金目のモンねぇ〜…。生憎だけど、家は貧乏でな、そんなもんは無いんだ。」
「ほぉ〜お?そうかい?じゃぁ、しかたねぇなぁ。それならそこの嬢ちゃんをもらっていこうかねぇ。そいつの身体売りゃぁ、金になるぜ、へっへっへ…」
「そいつはお断りだな。こいつは俺の女だ。渡さねぇ。」
「ぇ…ファイ…」
「そうかいそうかい。なら、強引に奪うまでだなぁ?行けぇ!野郎ども!」
「「「おおおおぉぉおぉぉぉお!」」」
「はぁ…またこのパターンか…」
「ファイ、大丈夫なの?」
「まぁ、なんとかなるだろ。」
土波!
「「うがぁあああああ!」」
「な、なんだ!」
「何が起こった?!」
「土波、土のエレメントを使った技だ。」
「ファイすごーい!地面がどがー!ってなったよ!」
「どがーって…」
「ひるむな!殺せ!」
「「おおおおお!」」
「まだ来るか。えーっと、さっきので8人か…まだまだだねぇ…。」
炎柱 カグツチ!
「こ、今度は地面から火がっ!」
「くっ、こ、こいつはヤベェ!引き上げるぞ!」
「やっとか。めんどくさい奴らだったなぁ。2回しか攻撃してないけど…。」
「まぁ、無事だったんだし。いいじゃん☆」
「お前は何もやってないよなぁ、エレメント使えるのに。」
「ファイみたく巧く使えないよぉ。」
「でも、俺と同じで7つ全部使えんじゃん?」
「ん〜…まぁ〜…ね〜…」
「…そういえばお前ってエレメントのコントロールが上手くできないんだよな?」
「…うん。」
「今度教えてやろっか?」
「え!いいの!?ありがとう☆」
「おう。とりあえず今は、街に行って買い物だな。」
「うん!」