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寝る前になんとなく思いついたものです。

前作と同様続くかわかりませんがよろしく御願いします。

Elementエレメント

それは森羅万象を司る物のことである…

エレメントには大きく分けて7つの種類がある…

すべてを燃やし尽くす“火”

すべての生命の源である“水”

すべてのものが還る場所“土”

あらゆるものを運び、あらゆるものを削る“風”

天から降りそそぎ、時に厄災となる“雷”

すべてのものを包み込む“光”

すべてのものを飲み込む“闇”


これらのエレメントを使い戦う者達がいる。その者達は…能力者(エレメンツ)と呼ばれた。



俺の名前は ファイ

まぁ、なんというか、普通の生活を送る普通の16歳だ。ちなみに俺には親がいない、いない訳ではないだろうが親を知らないのだ。ここまで育ててくれたのは、幼なじみのユゥの両親だ、ユゥも俺と同じ普通の16歳の少女だ。しかし、今俺は一人で暮らしている。というのも、俺はエレメンツになるために修行しているだけなのだが…なにせエレメントを使うのは容易ではないのだ。だから、ユゥの家の隣に修行場を造りそこに小さな家を建ててそこでくらしているのだ。まぁ、ぶっちゃけ、一人暮らしとも言えないのだ。いつもだいたいユゥが一緒にいる。ユゥも能力者(エレメンツ)の修行をしているが、家の手伝いの方を優先しているのであまり修行はできていない、というか、家の手伝いの一つ、俺のお守をしているのだ。で、家の手伝いが無い時はいつも俺と一緒に修行場にいるのだ。今は、俺の修行を見ている。エレメントを発現させる修行はコツさえつかめば簡単なのだが、使役が難しい。だから、今俺は使役の修行中なのだ。


「ねぇ、ファイ〜」

「ん、何だ?」

「暇☆」

「そうか、じゃぁ、修行すれば」

「……」

「なんだよ」

「ひーま☆」

「修行すれば」

「今日はしないー」

なら暇とか言うな、今修行中だ。

「じゃぁ、家で手伝いでもしてれば」

「終わったもん」

「ふーん」

「ふーん、て何よ、ふーんて」

そんなにふくれるな

「そんな顔すんなよ」

「だって、ファイが冷たいんだもん」

知らん

「はぁ…、今修行中なんだ、後で構ってやるから」

「…ファイのけち…」

「けちで悪かったな、けちで」

「うわ、開き直った」

「悪いかよ」

「べっつにー?」

ちくしょう、シバこうかこいつ

「俺に何してほしいんだよ」

「構ってほしいのー」

「修行中だから、後でな」

さっきも言ったなコレ

「むーうーー」

「なんだよ」

「じーっ…」

そんなに見るなよ…

「………」

「じーっ…」

「はぁ、わかったよ、ったく。」

今日の修行はここまでだな、少し早いけど…ていうか、俺いつもユゥに甘い気がする…

「わーい!やたっ☆」

「で、何したいんだ?」

これで特に決めてないとか言われたら「特に決めてないよっ☆」

……………ナンダヨソレ

「決めとけよっ!」

「あはははははっ、いやぁ、ただファイとお喋りしたかっただけなんだよね☆」

「はぁ、まったくもう。お喋りなら修行の後でもできるだろ?それに、どうせ寝るとこあの小屋だし。」

「別にいいじゃーん。暇だったからお喋りしたかったんだよぉ〜」

「へいへい、さいですかー」

「もう〜、冷たい〜」

「知らん」

「……泣くよ?」

「どうぞ」

「…ぐすっ」

マ ジ か 〜 (汗

「え、ちょ、ほんとに泣くなよ…悪かったって…」

「ファイのばかぁ…」

「ごめんごめん、ひとまず小屋に入ろうぜ。風呂に入って汗流したい」

やっぱり、俺こいつに甘い…

「うん、わかった…。じゃぁ、私も入る〜っ♪」

「ん?お前も入るのか?じゃぁ、先に入れよ。俺はお前があがるまで待ってるからさ」

「え?何言ってんの?」一緒に入るに決まってるじゃん」

「ん?」

「一緒に入るに決まってるじゃん」

「は?」

何言ってんだこいつは

「だーかーらー、一緒にお風呂入ろ?って」

「やだ」

「なんでよー」

「この歳にもなって一緒に入るかよ」

「むぅ〜」

「むぅ〜じゃない、ふくれてもダメ」

「……泣くよ?」

「やめてくれ」

くそ、こいつ、精神攻撃をしてきやがる

「じゃぁ入ろ?」

「…………」

どうする

「やっぱり…ヤなの?」

……これは、最終手段使うしか無いな、こうなったら言う事聞いてくれないからな…ユゥは

「さすがに一緒に風呂は無理だから、コレで勘弁してくれ」

そう言って俺は…


ちゅっ…


…ユゥのおでこに…キスをした。

「え、ちょ、っと、…ファイ?い、今…」

「知らん//」

「ファイ……、わかった、今日はコレで我慢するっ☆いいものもらったぁ☆」

まったく、いつからだ、こんな行動が最終手段になったのは……

あぁ、3年前にユゥを狼の群れから助けたときか。あの時はなんとも思わなかったのになぁ、3年も経つからか…

ってそんなことはどうでもいい、早く風呂に入ろう…

「ファーイっ」

「ん?」

「えっとねぇ…、やっぱりなんでもなーいっ」

「なんだよ、まぁいいけど、それより風呂入るんだったら早く入ってくれよ」

「はーいっ」

まったく、こいつは…なんというか、ほっとけないんだよな

今回も続かない自信があります!(そこに自信があってどうする)

でも、続けられるように頑張ります!

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