自民党高市新総裁の「馬車馬発言」を批判する人達が日本を滅ぼす
筆者:
本日は当エッセイをご覧いただきありがとうございます。
今回は高市自民党新総裁の「馬車馬」「ワークライフバランスを捨てる」発言が物議を醸したことについて、いつもよりは短めですが個人的な意見を述べていこうと思います。
始めに断っておきますけど、僕は安倍元首相の消費増税法人減税などの税制、事実上の移民やカジノ、種子法などのグローバル政策を強く批判しており、その「後継者」とも言える高市氏はそんなに評価できません。
ただ、メディアなどの批判は「違和感しか無い」ということで挙げさせていただきます。
上記に挙げたような政策を適切に批判するべきであり、政策論争をしていくべきだと考えます。
こんなに、無意味なことに時間を取られることは「時間が無駄」だと思うからです。
質問者:
具体的に高市さん発言の中でどこで「馬車馬」とか「ライフワークバランスを捨てる」とか出たか次第な気もしますけどね。
国民に強要しているのであれば問題ですからね。
筆者:
それはもっともです。文脈は大事ですよね。読売新聞の記事から抜粋し、高市氏の就任挨拶の注目の箇所の前後を見ていきます。
『先ほど申し上げました通り、私は約束を守ります。全世代総力結集で、全員参加で頑張らなきゃ立て直せませんよ。
だって、人数少ないですし、もう全員に働いていただきます。
馬車馬のように働いていただきます。私自身もワークライフバランスという言葉を捨てます。
働いて働いて働いて働いて働いて参ります。皆様にもぜひとも日本のために、また自民党を立て直すために、沢山沢山、それぞれの専門分野でお仕事をしていただきますよう、心からお願いを申し上げます。』
前後の文脈からして「自民党と高市氏が馬車馬のように働く」と言う意味であって国民に強要している物では全くないと思われます。
質問者:
前後の文言を見る限りでは国民に強要している感じはゼロですね……
筆者:
どっちかって言うと高市氏は「新総裁や見込みが高い首相として就任した際の覚悟を見せる」と言う形で「馬車馬」「ライフワークバランスを捨てる」と言った発言をされたんだと思いますよ。
昨今「働かない政治家」と思われる方が多いので、むしろネットでは称賛の声の方が大きい気もしますけどね。
質問者:
これを考えると、過労死弁護団などが抗議したり批判したのはちょっと違う気がしますね……。
筆者:
共産党の志位和夫氏は
「人間は馬ではない。公党の党首が使ってよい言葉とは思えない」
と批判していたのはさらにズレています。
「竹馬の友」「馬脚を現わす」「馬耳東風」のように人間を馬に例えるようなことわざ、四字熟語や故事成語は数多く存在しています。
ネットでは「そんなに馬を使わせたくないならお前は“出馬”するな」とありましたが、まさにその通りだと思いました(笑)。
質問者:
うーん、こうなるとどういったことで高市さんを批判している方は考えておられるんでしょうか?
筆者:
何かにつけて権威側を批判する人がいるということだと思います。
例えば去年石破首相は自らが指名される見込みが高い首相指名選挙の際に寝ていたことから炎上していました。
しかし、ライフワークバランスの観点から見ると「役割が終わった後に効率よく休めている」ということでプラスだということです。
多様な考え方がありますので、今の世の中1億2千万人に対して八方美人みたいな状況は困難だと思います。
質問者:
確かに、休んでいれば「寝るな!」と言われ、精一杯働こうとすれば「国民に強要するな!」
って言われるのは政治家の方々は苦しいですね……。
筆者:
更に安倍元総理もそうでしたが、高市氏は「熱狂的なファン」と「それに対抗するアンチ」と言うのを生み出すタイプのような気がしますからね
「アンチ側」からしたら、切り取れれば批判できる内容を血眼になって探し出そうという考えでいるのでしょう。
小泉進次郎氏が総裁選挙で「ステマ」をやっていたように「情報操作が効果的」だとメディアなどは考えているんでしょうね。
質問者:
でも、そんな些細なことを批判するより筆者さんが最初におっしゃっていたようにどうすれば今の状況から良くなるのか? について政策論争をするべきですよね……。
筆者:
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」と言う言葉がありますけど、「馬車馬発言」を批判している方々はそういう思考なんだと思います。
でもそんなことを続けているのがメディアや野党の不毛なところであり、存在意義を感じさせず支持されないポイントなんだと思います。
ちゃんと前後関係を読んでいたり聞いている側としたら「批判している奴らは何を考えているんだ?」ということになってむしろ評判を下げることでしょう。
野党がどうしようもないから酷い自民党が居座り続け、政権交代できないのだと僕は分析しています。
この「どうしようもない批判」は間接的には「日本を滅ぼす」ことにもつながりかねないのです。
質問者:
何というか、もっと日本がどう良くなるのか議論できるような環境になったらいいですね……。
筆者:
僕もそういった環境を心から願っています。
ということでこのようにマスコミの問題や政治について個人的な解説をしていきますのでどうぞご覧ください。