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13 事情


 ケルミシュのギルドに到着、無事に採取依頼達成です。


 多めに採取出来たので、ルルリエさんへのおみやげの分もちゃんとありますよ。


 達成報酬は、ヴォルさんと山分けしました。



「多すぎる」


 いえいえ、ヴォルさんのおかげで達成出来たんですからね。



「ありがとう」


 それじゃ、今日は宿で一泊して、明日出発しましょうか。


 っとその前に、旅支度をしなくちゃね。



 ギルドを出たら、荷物がリュックひとつのヴォルさんを村の商店にご案内。


 ヴォルさんが必要な雑貨と、僕の補充品を購入してから宿へ。



 宿の人に、今日はふたりで泊まることと明日の朝 出立することを伝えました。


 明日のお弁当も、お願いしますね。



「落ち着いた良い宿だ」


 お風呂は無いので、お先にシャワーをどうぞ。



 ……



 美味しい夕食に、ヴォルさんも大満足。


 食後に、それぞれの事情を語り合いました。



 ヴォルドルフさんはキルヴァニア王都の出身。


 国境の街オーバンの孤児院で妹さんと暮らしていたそうですが、お金を稼ぐために冒険者として旅に出たそうです。


 旅先からギルド経由で孤児院に仕送りしていたそうですが、妹さんにトラブル発生との知らせが届いたので急いで帰る途中で道に迷ったとのこと。



 もしかして、街道を通らずに魔灸の森を真っ直ぐ突っ切って来たのですか?


「無茶をしてしまった」



 明日は早めに出立しましょうね。


「ありがとう、カミスさん」



 では、ちょっと早いけどおやすみなさい。


「おやすみなさい、です」



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