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チョコラーメン、食べました

 幸楽○さんでは、毎年このシーズンに、チョコレートラーメンなるものを出します。

 どんな味なのか楽しみになさっている方は、この下は読まないで、是非、食べに行ってください。





 チョコレートラーメン


 今年もまた、大々的に広告が組まれ、新聞折込チラシも入って来ました。


 まるでディスプレイ用の蝋細工のような外観の2枚の写真は、普通のチョコレートとホワイトチョコレートの2種類。


 毎年、違和感は拭えないものの、毎年出すということは実は美味いのかもという期待と、食べ残したら嫌だしなぁという貧乏根性で、1週間ほど家族の前に置かれていた広告チラシ。




 たまたま主人が早帰りをしたので、行ってみることになりました。


 まず、私はチョコレートが苦手なので、パス!

 娘は当然、チョコレートラーメン!


 主人は…………。散々話をしてお店まで行ったのに、今更大悩み。グズグズと悩みまくって。



 さて、問題、主人は、期待と貧乏根性、どちらに屈したでしょうか?



 答えは




 貧乏根性でしたぁ。娘には「もし、食べれない味だったら、違うものを注文していいよ」と言ってあったので、万が一2杯も食べれないことになったら、大損だ!という考えに屈して、普通に味噌ラーメンを注文しました。

 ヘタレです。それなら、チョコレートラーメン注文して、責任持って食べ切ればいいのに、その根性もありません。


 本人には、言わないけど。



 娘の前に出されたチョコレートラーメンは、あっまーい香りを漂わせております。その香りの中に、チャーシューやネギ、そしてその向こうには麺も見えて、不思議な食べ物です。1番上には生姜が乗っています。

 しかし、写真ほど甘さを感じません。


 まずは、娘が一口。


 首を傾げます。


「ど、どうよ?」


 ヘタレな主人が聞きます。


「なんかぁ〜、フツウ」


「「フツウ??」」


 チョコレートに普通なのか、ラーメンに普通なのかわかりません。

 主人が娘のどんぶりを自分に寄せて、一口。首を傾げます。


「フツウのラーメン」


 イヤイヤ、それ、私が食べる前に言っちゃダメなやつでしょ。


 そして、私も一口いただきました。

 うん!フツウの醤油ラーメンでした。香りは甘いですが、味はほんのり甘いかなぁ程度。生姜がいいですね。チョコジンジャーありです。

 娘は、しっかりと完食。


「ああ、これならオレもホワイトチョコラーメンにすればよかったなぁ」


 ヘタレたくせに、愚痴んなよ………。



 家族の予想としては、ホワイトチョコラーメンは、塩味ではないかと、なっております。食べた方いたら、教えてください。



 というわけで、主人のヘタレとデリカシーの無い一言に、愚痴りたい嫁でした。



 ちなみに、うちの主人はシェアを嫌がりません。お付き合いから始めて数年かけて、「シェアは、コスパいい!」と教え込みました。


 私の決めゼリフは、

「じゃあ、私もそれ食べたいから、明日もここに来ようね!」


 毎日外食などしたくない主人は、渋々折れて、私に一口だけくれるようになりました。今では、主人は、娘に一口取られるのは当たり前だと思っています。


 なのに、まだ言っています。


「女って、一口くれって、好きだよなぁ」


 アンタも、私や娘のを一口食うだろうがっ!

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