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万相談所・同影

作者:同胞
東京の街中にぽつんと建っている、2階建てのビル。その窓に「万相談所・同影」とプリントされた紙が貼られている。

「用があるなら気軽にどうぞ」

上から声が掛けられる。見上げると無愛想な男が窓を開けて見下ろしていた。
そして窓を閉めて消えたと思ったら、すぐに正面の入口に現われてバインダーを差し出してきた。紙には名前を書けという旨の事が書かれている。

「ようこそ。万相談所・同影へ」

男はにこりともせず、そう言った。

※WTRPG「エリュシオン」にて行われている部活、万相談所・同影のSSです。物語に出てくる人物、団体、地理は現実とは一切関係がありません。
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