マッチングアプリでの出会い 4
だから・・・
『返事もらえてよかったです。いろいろ話せたら嬉しいな』
お返事来ちゃいましたー!
放置するって決めたばかりなのに、すごく返信したい・・・。
もう認めます。
要するにタイプなんです。
しかも多分ドンピシャ、ストライクゾーンど真ん中です。
おまけに、こんなイケメンが私みたいな地味子と仲良くしたいとか言ってくださってるんですよ!?
こんな機会、私の人生でまず間違いなくもう二度とないです!
断言できます!
それに・・・ホストみたいに女性の扱いに慣れた方とならスムーズに話せるのかなぁとも思いました。
逆に考えたら、男性との接し方を教えていただくいいチャンスかもしれません。
『私もいろいろお話させていただけると嬉しいです。あの・・・私ちょっとコミュ障なところがあって、男性と話すのが苦手なんですが、それでも大丈夫ですか?』
こんなこと書いたら鴨がネギ背負って自分から鍋の中に飛び込むようなものでしょうか。
お返事を送信してからしまったなと思いましたが、正直に書いておいた方がいいような気もします。
どちらにしろ、やりとりを始めたら男性慣れしていないことなんてバレバレでしょうし。
『全然大丈夫! 何言われても変とか思わないし、気楽に話そ?』
『ありがとうございます。そう言っていただけてちょっと安心しました』
『もしよかったら連絡先交換できるかな? まだ無理そうだったらサイト内のやりとりでも全然平気だからね!』
こういったマッチングアプリは女性無料男性有料なところがほとんどです。
男性は返事を一通返すのにもお金がかかるので、なるべく早めに連絡先を交換して外部でのやりとりに移行したがります。
そこはもう想定内だったので、連絡先の交換には素直に応じることにしました。
ということで、LINEでのリスタート。
『純です! LINE交換ありがとう! これからよろしくね』
『こちらこそありがとうございます。よろしくお願いします。純さんとお呼びして大丈夫ですか?』
『大丈夫だよー。俺は愛香ちゃんて呼んでもいい?』
愛香ちゃん・・・!
ちゃん付けで呼ばれたのなんて久しぶりです。しかも男性に。
『はい、大丈夫です。気になってたんですが、純さんてホストさんなんですよね?』
『そうだよー。ホストとか、嫌い?』
ズバリ聞かれて、答えに詰まってしまいました。
『嫌いというか・・・今まで周りにホストをやってる方とかいなかったので・・・』
『あー、そうだよねぇ。じゃあ、これから徐々に俺のこと知っていってもらえると嬉しいです!』
『はい。純さんのお話いろいろ聞きたいです』
『たくさん話そ? 俺も愛香ちゃんのこといろいろ知りたいな』




