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路上にて~たぬき三昧~ 1  作者: 月里月音
1/1

破 初心者マークになにさせんのっ!

免許がとれた私

二度目の高速道路走行のナビゲーターは父

5速シフトのホンダのアコードなんぞに乗ってました


父:

いいか、車半分以上車間をあけるなよ。

開けたら入られるし、かえってあぶねぇんだぞ。


解説:

ねぇ=ない いわゆる東京方言

あぶねぇ=あぶない


私:・・・

とにかく必死で運転している


二度目の高速道路。

はじめて運転したのは中央道経由の首都高だから、

限りなくはじめてである。


解説:

首都高=首都高速道路

八王子あたりから永福経由で首都高速につながっている


父:

おいっ 110キロで走れ! 速度落とすな


父、バシっ 私の頭をドツく。


私:・・・


さらに必死に運転する アクセルふむ

ギアはずっと5速のままである。


解説:

当時はまだオートマ免許なんてなくギアが主流。

5速はオーバートップといわれ、

40キロまでは4速で45キロからは5速って感じかな。


私:

お~~ どいたどいた~♪


必死の形相で運転する私の姿をバックミラーで確認。

すると前の車がウインカーをつけて左車線へ。


速度をゆるめる→どつかれる→速度あげる

→前の車が後ろを確認→左車線に移動


そんなこんなで、

次第に楽しくなっていきましたです。


すると、母の車が前にきて、

次のサービスエリアによれと合図。


1台め 父と私

2台め 母


2台で走行しておりました。


で、サービスエリアにつきまして・・・


母:

すいぶんと飛ばしてたわねぇ


私:

だって110キロで走れっていうんだもん

落とすとどつかれるんだもん


つかつかつかっと父に近づく母

父をどつく。


母:

初心者マークになにさせんのっ!!!


もうかなり昔のお話。

だから時効、で、ございますよね。


某公園で連載してた当時から現在はだいぶたち、数年前に父は他界。

ある意味、よい思い出となっています。


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