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「マスター」
「ん?」
この期に及んで何を言おうというのかね?
往生際が悪いですよ、フジサキさん。
「諦めるのはまだ、早いかと思われます」
ビュン――何か鋭い物が空を切った。
そして、ドスッと肉に鋭い何かが突き刺さる音。『グギャァアアアッ!』と獣の怒りと苦渋が混じった鳴き声。
遠くの方から、ドドドドッと何かが向かって来る足音と複数の人間の声が聞こえてくる。
●○●CHOICE TIME!●○●
「まさか……新たな敵が現れた?」 …… ≪ 58 ≫ へ進んでください。
「ひょっとして……誰かが助けてくれた?」…… ≪ 111 ≫ へ進んでください。




