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≪ 25 ≫ ~ 6th Scene Start ~
「マスター」
背後から声がしたので振り返る。
そうだ、生あることへの感謝と感動で忘れるところだった。
アタシをジッと見つめて微動だにしないこの人物。
隕石でも落ちたのかと思わずにはいられない、立派で派手なクレーターで地面を抉ったと言うのに、何事も無かったかのように立っている。
あの衝撃で足の骨すらも折れないとか、何者なんだ? そもそも人なのか?
助けてくれた事には感謝するが、かなり不気味だ。
顔が良すぎるってことを考慮すると、流行りのクトルゥフTRPG的な新手の神話生物かもしれない。
見つめ続けると発狂しちゃうかもしれないから、目を逸らしつつ、ちょっとだけ距離を置いておこう。
★チヒロの【 Mental 】および、イケメンさんの【 Physical 】は、
5th Scene End 時の【 pt 】を引き継ぎます。
●○●CHOICE TIME!●○●
「とりあえず、落ち着こう」 …… ≪ 60 ≫ へ進んでください。
「とりあえず、お礼を言おう」 …… ≪ 119 ≫ へ進んでください。