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「あの……」
「何でしょう?」
「あなた、本当に信用できるんですか?」
アタシが言うと、無表情だったイケメンさんの顔が少し曇ったような気がした。
★イケメンさんの【 Physical 】は、【 1pt 減少 】しました。
「三度言わせていただきますが、私は貴女様のモノです。iPh●ne 4Sでございます。契約者名義は……」
「わ、わかった、わかりました! ごめんなさい!」
何だか彼を傷つけたような気がして、アタシは思わず謝ってしまった。
……。
何か、疲れてきた。
本当に『iPh●ne』だっていうんなら、その名前をどうにかしないと。
このまま、≪ 66 ≫ へ進んでください。