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ナサニエルが最強の訳は、何かを犠牲にすることによって力を手に入れることができる能力、change imagin into real(空想を現実に変える)があるからである。この能力は、何かを犠牲にすることによって力を手に入れることができると言うものである。ナサニエルは最強になるために、感情の内、甘さを捨てた。その結果、最強になったのである。
「つまらない」
ナサニエルは荒野を歩きながら、退屈そうにそう呟いた。最強になったはいいものの、相手が雑魚ばっかでつまらん。実に。何か楽しいことはないものかな。
ん?後ろから武装集団が馬に乗って来ているな。何事だ?
そう思考していると、ナサニエルの前で急に馬が止まった。
ちょっと驚いているナサニエルを他所に一人の男が喋りかけて来た。
「我らは王都騎士団!iランクの冒険者が殺されたと聴いてお前を逮捕しに来た!」
まじでいってんの?僕sssランクだよ?
勝てると思ってんのか?ただの阿呆だな。
「だが、我もお前に勝てると思ってはいない。じゃあ何故、そう思うだろ?」
其処で男の顔が醜悪に歪められた。
「数は力だろ?」
刹那、大量の魔法、弓矢、特攻して来る兵士が一斉にかかって来る。
しかし、相手が悪かった。
瞬時に全てが灰と化した。
残ったのはさっきまで大声で喚いていた男とその側近らしき人が数名であった。
「兵士の肉壁か、感心しないな」
「く、くそぅ!アレを用意しろ!」
「あ、アレはまだ試作段階の物では…」
「死ぬよりましだ!!!」
そして、何やら召喚呪文を唱え始めた。
しかし、其処を許すナサニエルでは無い。
すぐさまその兵士を殺そうと動くが、
腐っても王都の兵士、全力で阻まれる。
一瞬行動が遅れる、その一瞬が油断であった。詠唱が、完了した。
其処から現れたのは小さい、10にも満たない様な、少女であった。
しかし、その少女は少女と呼ぶには少々違和感のある強さを兼ね備えていた。
「そいつはなぁ!人間と魔物のキメラ!
王都の専属騎士100人で押さえつけていたバケモンだ。お前ももうおしまいだなぁ!
悪魔の子、ナサニエルさんよぉ!
お前は王都じゃ賞金首!!!お前を殺して悠々と暮らしてや「死ぬがよい」
男の体が消えた。違う、消されたのだ。
その時の様子を男の側近はこう語っている。
「ええ、アレは解き放つべきじゃあ無かった。秘密裏に処理すべきだったんです。
だって触ったら人が消えるんですよ!?
理解ができませんでした…」
そんな状況の中で、ナサニエルが血湧いていた。久しぶりに出会う強敵。
その事実がナサニエルの闘争心に火を着けていた。
「やるか小娘。名前はなんと言う?
「レイス」
戦いは近い。




