第1章第1節3 終焉と創成―End Game―
投稿遅くなりました。
ここから内容が思いっきり変わる上、ちょっとグロテスク表示があるので観覧されるかたはご注意ください^^;
即興で作ったものですので内容がスカスカでございます。
批判コメ受付中ですのでばんばんコメントお願いします。
「な…んだ……これ……」
街に来て第一声がこれだった。
この世界のクリア条件を甘く考えすぎていた。
街は殺戮の場と化していた。
街の建物という建物に付着した赤黒い血がここで何が起こったのかを物語っていた。
「う…」
吐き気がした。
とりあえずなぜこういう状況になったのかを冷静に考えなければならない
『欲しい』といったら欲しい物が出てくる世界だ。
殺しあいなんて起きるはずg
「…キミは生存者かい?」
「…!?」
背筋に悪寒がはしった。
咄嗟に振り向くとそこにはフードを被った小さな子が立っていた。
その子は笑ってこう言った。
「ああ、大丈夫だよ、ボクはこの惨劇には参加してないから」
しかしその笑みが逆に恐怖を与えた。
「…じゃあ…お前はなぜここにいるんだ?」
「キミの能力を知りたいだけだよ。」
…アドバンテージ?
「その変わりにボクも一つ情報を公開しよう。
“等価交換”なら文句は無いだろう?」
話が上手く飲み込めない。
「…その前に能力…って何だ」
その子は首を傾げた。
直後何かに気がついたようだ。
「なるほど…キミはスタート地点が“ここ”じゃなかったようだね。」
「能力…通称アドバンテージっはこの世界に来るときに受けた能力の事だよ。
具体的に説明するためボクの能力を特別にタダで見せてあげるよ」
そう言い、フードの子は俺の目の前で“姿を消した”
「…え?」
「こっちだよ」
声がした方を向くと少年はそこにいた。
「名前の通り『Travel』…旅の能力。今現在分かってる情報では自分の行った場所にしか行けないようだけどね…」
「そういえばキミの名前は?」
俺の名前……?
…あ。
「…『Object』」
自称、神から貰った名前…今の今まで忘れていた。
「…ほう…物体とは興味深いね…使い方はわかるかい?」
使い方…あれでいいのか
「食べ物が“欲しい”」
手のひらにパンが出現する。
「お…おお…これはすごい…」
それを見て『Travel』は驚いたようだ。
この世界の特徴かと思っていたが、これも一つの能力の様だ。
そしてその子はしばらくパンを見て、そして私を見てこう言った。
「キミ、『escape』に入る気はないかい?」
結局主人公の名前が思い付かず、能力を名前にさせていただきました。
今までと一気に内容が変わりますので好き嫌いが多いかと思います^^;
次話の投稿がいつになるかは分かりませんが次話でこの世界の説明をしようと思います。
次回もお楽しみにw




