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※この物語には神様が含まれています(没)  作者: 竹梅虎
全ては私の実験の為に贄となるのみ ―development―
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第2章第2節3 女の子のはじめての冒険

「…っ」

私は痛みで目を覚ました。

「…ここは…?」

どうもまわりは木に囲まれているようだ。…ここは森だろうか?

travelが行ったことのある場所なら私の持ってるマップに載ってるはず…なんだけど

「…ないわね。」

中央街(セントラルタウン)周辺に林があるのだがあれはここまで大きいものではない。

ということはtravelすら来たことない…ということだろう

となると…南のほうだろうか。

改めて周りを見てみる。そしてここが森というよりジャングルに近いものだとわかった。

そして少し距離のある場所に建物が見えた。

「こんなところに…?街とは距離があるようだけど…」

気になり、近づいてみる。

しかし、途中で見えない壁につっかかる。

「なにかしら?これ…」

一応ここは現実世界ではない。なのでこういうバグがあってもおかしくはないのだが…

どうもここはバグの類ではない気がするのだ。どこからそんな確信が生まれるのかは分からないが、これは多分…

「そこにいるのは…誰だ?」

考えてるうちに後ろから声をかけられる。

……この状況結構危ないんじゃないだろうか。

そう思い左手に短刀を持ち身構える…が、次の一言でそれをなおす

「…なんだamplifirか」

そこにいたのはunderstandだった。

「…怖いから真後ろに立つのはやめてよ…だいたい貴方能力から私が誰かくらいわかるでしょ?」

「まあ、そうなんだがね…で、どうした?」

「…ここ見えない壁があるのよね…」

「見えない壁?どれどれ?」

そういってunderstandは見えない壁を平然と突破した

「…あれ?」

「見えない壁なんてないが…?」

しかし私が行こうとするとやはり何かに弾かれる

「…私だけ行けない…?」

「なにかしらの能力にだけ反応する能力か…?」

「…かもしれないわね」

「ならしかたない。近くに街があるようだしそこにいくぞ」

「…私には見えないけど?」

「お前と違ってtravelと色んなところを見てきてるからな。なんとなく勘でわかるんだよ」

「勘って…信じていいのかしら?」

「任せろ」



15分後

「ホントにつくとは思わなかったわ…」

「ははっ。だから任せろといっただろう?」

入り口においてある看板を見ると熱帯街(ホットタウン)と書いてある。相変わらず安直な名前だと思う。

「…なんか不気味なほど静かね」

そうぼそっとつぶやいた時前から一人の老人があらわれる。

「お二人さん、この街に何のようだい?ここはかのamplifir様の管轄地区だよ。」

「…?amplifirは私の名前よ?」

「…何を言ってるんだい?amplifir様は…」

そういった時後ろから一人の男が現れる。

「俺様の名前を呼ぶ奴は誰だぁ?」

「……understandこの人の名前わかるかしら?」

「……Plus。amplifirの下位互換能力者だそうだ。」

それを聞いた偽amplifirは顔を青ざめ、小声で

「…てめぇらちと顔貸しな」

といい、私達を誘う。

少し迷ったがついていくことにした

案内された場所は路地裏だった

「…てめぇら何者だ?」

「私はamplifir、このでかいのはunderstandよ。」

「…ちっ…本物がいるなんて聞いてねえよ」

「…バラさないから情報をくれないか?」

「…ちぃわかったよ。知りたいことは何だ」

「まず、この街はなんだ?」

「…てめえら外部の人間か?」

「外部というと?」

「初期地区が南以外だったかってことだ」

「ええ。そうよ」

「なら防衛線を抜けてきたんだろ?」

「防衛線?」

「あのお方が管理してる防衛線だ。それのおかげで内部はこうして安全な状態を保ててるんだ」

通ってはないが話を合わせることにした。

「で、あのお方って誰よ?」

「それはさすがに言えない。」

「じゃああなたは?」

「俺様はPlus。ここの街をamplifirとして管理するよう頼まれているんだ。」

「なんで私の名前を…」

「そんなことはしらねぇよ。でもそういえって言われてたんだ。」

「そう…まあいいわ。」

「ありがてぇ。あのお方の信頼を裏切るわけにはいかねぇんだ」

口の悪さの割に中身はいいやつらしい。

「じゃあどこか泊まる場所をくれないかしら?」

「ああ、それなら俺らが管理してるビルの一部屋を貸してやるよ。」

「あら、ありがとう」


…予想していたより…はるかにきれいな部屋だった。

高級ホテルのスイートルームクラス…と言った感じだろうか。アジトのそれとはまるで比べ物にならない質の良さだ

「VIP部屋の一部屋だ。…うるさくするようなら追い出すからな」

「…わかったわ。ありがとう」

そう言って扉を閉め、今日の疲労を取るべくベットにダイブした。

部屋の質はよくても私の小説の質はあがりません(迫真)

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