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※この物語には神様が含まれています(没)  作者: 竹梅虎
全ては私の実験の為に贄となるのみ ―development―
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第2章第2節2 状況の好転

※注意 そこそこグロ要素があります!

「それじゃあやってやんよ…!」

そういいunderstandは少し距離をおき、構える。

……何か策でもあるのだろうかしら…?

「どうあがいても無駄よ。すべての攻撃はDefenseに弾かれ、すべての防御はpowerによって打ち崩されるわ」

「ならば受け流すまでだろ?cancel。お前がこの三人の肝にして弱点だろう?」

それを聞き、相手の女はほんの一瞬だけ驚いたような顔を見せる。が、すぐに元のバカにしたような顔に戻った。

「へぇ~。なかなかの分析力ね。でも甘いわね。そうだとしてもDefenseを超えられないわ。」

「そっちも問題ない。」

「あら、Airは無駄よ?あなたのような駐留スキル以外は自動的に私のスキルに弾かれるわよ?もうこのアジトは能力の圏内になってるわ。」

「ほう。こちらのことはよく勉強してるようだな。だが惜しいな」

そういい、Understandは構えを外す。

「すでに準備は整った。殺れ。」

その声を合図に【私がこっそり能力を強化した】airが後ろから一撃で心臓を刺す。

「かっ…っは…?」

あまりのことにpowerもDefenseも動けないようだ。

「お前の能力はあくまで範囲内にいる1の能力を打ち消す…いわば【-1の能力】。つまりamplifirのような能力【+1の能力】には弱い。」

「…amplifir…?」

「知らなかったのか。それはまたご愁傷様だな。お前の対抗スキルがいなければ勝てたかもしれないのにな。さて、powerとDefenseといったか。」

それを聞き二人はピクッと震える

「お前らも……やるのか?」

「…当然。仇は討たせてもらおう」

「……そうか。まあどうあれ君たちと戦う気はないがな。travel!」

「はいはい。もう準備はできてるよ。」

Understandが話してる間にtravelは能力の準備を整えていた。

「…!させん。」

そうpowerがいい、travelの方へと走る。がそれをunderstandが防ぐ

「じゃm」

「無駄だ。」

powerの攻撃を的確に受け流し、能力の干渉する隙を与えない。

「ちぃ、Assassin殺れ。」

それを聞いてドアの前にいたのだろうフードをかぶった性別不詳のそれは一瞬で近づき、Understandを殺し

「危ない!」

かけた。

ホントに寸前に動きが固まった。

周りの男も固まる。

「…この感じは…Loseか。」

Understandがそう、理解したように言う

「は…はは…僕の…能力…?」

「ぐっ…これではまともに戦えん…」

「能力どころか動きまで封じるとは。流石だな。ではゆくか。」

「ま、待て…」

「待てと言われて待つアホはいないだろうな。」

そういい、Understandもtravelを中心とした輪の中に入る

「転…」

「…させない!」

転移と言おうとするのを遮ってAssassinが動く。既に転移しかかっているにもかかわらず相変わらずの恐ろしいスピードでUnderstandを狙う

「くっ…ならばもう一度…」

「!いかん転移中に遮断系はっ」

しかしもう遅かった。Loseが能力を使うと同時にふわっと浮く感覚とともに私の意識は遠のいた。

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