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草木も眠る丑三つ時。

大半の店は幕を引き始めていた。


男が店を出ると、遠くではつわものどもを殴り合いをし、すぐそばの物陰では男女が寄り添い、足元では若人が寝そべっている。男はそれら全てを避けるとはなし避けながら、ご機嫌よろしく家に向かって歩き出した。


少しばかり歩くと、そこの角を曲がるとネオン街が終わりをつげるという所に女が一人立っていた。

赤いドレスの脇に入ったスリットからすらりとした足が見えている。

男は女に目をくれずに脇を通り過ぎた。


それから次の信号機まで歩いた。

コンビニエンスストアの明かりが昼間のように辺りを照らしている。


そこで男は小便を催し、コンビニエンスストアの明かりに吸い込まれて行った。


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