表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
青年の屈辱  作者: 船五郎
8/15

動物の専門学校

勇樹の将来的な希望が見つかります。

勇樹は仕事もせず、家の手伝いもせず、犬の散歩以外は外出しなかった。いつも家にいて、マスターベーションにあけくれ、自分の想像の世界に入り込み、よく独り言を言ったり、一人で笑ったり、歌を歌ったりしていた。

母親はそんな勇樹を見て心配しているような素振りだったが、特に何の対処もせず、家事をしたり、仕事をしたりしていた。そのころ母親は製菓会社に勤めていた。寧ろ姉の方が勇樹の事を心配していた。

勇樹の姉は、勇樹が動物関係の仕事に憧れているのを考慮し、ペットの総合雑誌を買ってきて、将来動物関係の仕事を目指している若者の養成機関の募集要項を探した。その結果、トリマーやドッグトレーナー、飼育員を養成する専門学校を見つけた。そこは中卒でもOKだった。

早速姉は母親や勇樹にその話をした。資料を取り寄せ、その学校のパンフレットを3人で見つめ合った。勇樹は希望に胸が沸いた。これだったら積年の夢が叶えられる。今まで自分を侮辱した人たちを見返せると思った。

母親は父親に連絡し、入学金と必要な費用を用意してもらうよう頼んだ。ところが父親は「あと半年待ってくれ、半年経てば金を用意する」と言った。

母親がその事を勇樹に伝えると、勇樹は内心ガッカリしたが、それでも期待に夢をふくらまかせた。その学校に賭けてみようとおもったのだ!

専門学校に夢を馳せた勇樹。今後の彼の人生はどう展開していくのか⁉

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ