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青年の屈辱  作者: 船五郎
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父親と母親の別居

家庭内に起こった不和。姉と勇樹は危機感に立たされる。

勇樹は小学校3年生になった。

勇樹は相変わらずクラスから孤立し、虐めにあっていた。

勇樹が朝起きた時、両親の言い争う声がした。姉と一緒に駆け付けると、父親が箒を持って母親を叩いていた。勇樹と姉は懸命に止めた。

「お前なんか出ていけ!」

勇樹は両親が何故喧嘩しているのか解らなかった。

母親は荷物を纏めて出て行った。

勇樹と姉は、母親を恋しがり、その日の晩、抱き合って泣いた。

「もうお母さんは帰って来ない」と父親は言った。まんじりとしない父親と姉と勇樹の3人暮らしが続いた。

やがて父親は若い女性を家に連れ込み、家事を手伝わせるようになった。


それから暫くして、母親から電話があった。父親は留守にしていた。

勇樹と姉は母親に会いにいった。母親は家庭内の事情で家を出ざるをえなくなった女性を匿う施設にいた。

それから暫くして、母親は家に戻り、父親が出て行った。別居したのだ。

母親と姉と勇樹の3人だけの生活が始まった。



勇樹の小学校中学年の頃です。

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