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異世界転生特典で予言の書を貰ったけど、特に役立てる予定はない  作者: リィズ・ブランディシュカ


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3/7

03 落とし物



 その本をパラパラとめくってみると、最後の一ページにだけ文が書いてあった。


 ・○○通りで、商人が馬車から林檎を落とす。


 だそうだ。

 これが予言の書だというのなら、その通りになるのだろう。


 だが、〇〇通りがどこか分からない。

 それに別に林檎が欲しいわけでもないので、特に気に留めなかった。


 けれど、適当にその辺を歩いていたら、目の前を走っていく馬車が林檎を落としていった。


 シャリシャリ。


 拾ってかじってみた。


 喉が潤って、腹は膨れた。

 でも、まずかった。


 特に大きく役立つわけではなさそうだ。



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