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タイトル未定

作者: 篠原

・なんか暗いです

・人が死にます。ちょっと虐殺っぽく(みえないかもしれませんが

・いつも通り意味不明です。想像力でカバーしてあげてください


何故、こうなったかはわからない。


知ろうともしないし、知りたいとも思わなかったから。



ただ、その日はひどくイライラしてたんだ。




見るもの全てが癪に障る。


仲よさげに歩く親子。

これから遊びに行くのか楽しそうに友人と走りまわる子供。

携帯を見つめながら歩く女子高生。

自転車をこいで帰路についているであろう男子高校生。

杖を使って必死に歩く年寄り。


本当に、ただその日はひどくイライラしていただけなんだ。


楽しそうな声。

聞こえる笑い声。

携帯の電子音。

ブレーキ時特有の音。

杖をつく際に出るコツッという音。


全てに対してイライラした。


無くなればいいのに。


頭の片隅でそう思った。


全て、なくなってしまえばいいのに。


再びそう思ったが、すぐに頭を振って考えを追い出そうとした。


それはダメだ。

だって、それは最悪な行為だ。

だから、決してやってはいけない。


そうだ。

それはやってはいけないことなんだ。


そうやって自分に言い聞かせるように何度も頭の中で反復させる。


そうしてだいぶ落ち着いて、自分も帰ろうとしたとき…


目の前から、明らかに不良と思われるやつらが来た。


楽しそうに喋りながら。

そして、自分に気づくと、ニタニタと嫌な笑みを浮かべ、仲間と話し合う。

それを聞いた仲間も、こちらを同じような笑みで見つめ、どんどんと間合いを詰めてくる。


そして、すれ違いざまに。


ドンっ


ぶつかった。

自分からではなく、相手側から。ワザと・・・


その後は昔のマンガでよくあるパターン。


めんどくさい。


これが始め思ったこと。

その次が


イライラする。


先ほどようやく静まりかえった感情が再び蘇る。

しかも、それはまるで火に油を注いだように、メラメラと燃え上がる。


ヤバいな。


頭の片隅で、不良に胸倉つかまれ耳元で叫ばれている状況でもそう冷静に思った。


カツアゲされるのが怖い?


ハズレ


痛い目にあいたくない?


それもハズレ…


俺が怖いのは、ようやくさっき沈めたもの。


さすがの俺でもさ、ここまであからさまにやられると、抑えが効かなくなっちまう。



自分はきっと嫌な笑みを浮かべたんだろう。


不良たちは気味悪がってる、というより畏怖してる感じ。


こいつ、狂ってやがるって。



何かを感じ取ったのか、お互い顔を見合い、俺を突き放してそそくさとその場を離れる。

でもさ、

今さら逃げようなんて、なんて馬鹿なんだろう。


逃げられると思ってるのか?


なぁ・・・


どうせなら遊ぼうぜ?


せっかくお前らが揺り起してくれたんだ。


責任、とってくれよ。



・・・だから、逃げんなって。


そうやって逃げてると、思わず嬲り殺しちまうだろ?


せめてもの思いに、

あんま、痛い思いをさせずに逝かせてやろうと思ってんのに・・・


なぁ、


遊んでくれよ・・・?





それから数日後、とある古倉庫から男子数人の虐殺死体が見つかった。

それは見るも無残なモノで、幾度となく惨劇を見てきたプロの警察官でも目をそむけたくなるようなものだった。

1人は頭の中身をぶちまけ、体のあちこちがかけている。

1人は顔の判別ができない。手足も奇妙な方向へと曲がっていた。

1人はバラバラ。体の各部分を探すのに、とても苦労した。

1人は串刺し。体のいたるところに釘をはじめいろいろのものが突き刺さっており、体の血液は全て抜けているのか人の肌の色ではとうてい考えられない色をしていた。

警察はそれを見て

「人間がなせる所業ではない」

と語ったそうだ・・・


なんか、久しぶりがこれでごめんなさい。

つーか、続きもの放置しててすいません。がんばります。


それでも待っててやるよ!って方はこれからもどうぞよろしくお願いします。

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― 新着の感想 ―
[一言] 結構おもしろかったです。えらそうですけどもっと現実的な事からグロクした方がいいと思うよん。現実的で本当に怖いのは人間だ、っていうのが怖いと思うよ。
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