第5話 ☆ステータスと...
前回のあらすじ
だいたいは魂のせい
俺は部屋に戻りステータスを確認した
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クロス・フォン・レスティア
種族:人族 性別:男 年齢:3
職業:辺境伯家次男
Lv:1
体力:100/100
魔力:5000/5000
筋力:400
知力:300
敏捷:450
耐久:250
器用:250
幸運:10000
・称号
神々に愛されし者 神の器 転生者
・スキル
「武術系」剣術Lv2
「魔法系」魔力操作Lv1
「身体系」身体強化Lv1 気配察知Lv1
「技能系」礼儀作法Lv2 算術Lv1
・固有スキル
戒の魔眼Lv1 黒闇Lv1 天運Lv 無限収納Lv 全言語理解Lv
・レジェンドスキル
《世界記憶Lv》 《k@dhs7_#%Lv》
・加護
全能神の加護 (極)
創造神の加護 (極)
武神の加護 (極)
魔法神の加護 (極)
生命神の加護 (極)
恋愛神の加護 (極)
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「は?」
いやいやおかしいでしょ!?
見えてはいけないものが多すぎる!!
数値が200を超えれば天才らしいけど
あきらかにそれより上回ってるよね!?
それに魔力と幸運の値がやばい!
固有スキルはまだ分かるけどレジェンドって何!?
しかも1つは文字化けしてるよ!
加護も生命神以外会ったこと無いのに貰ってるし...
「もう訳わかんない。誰か説明してくれ〜...」
『了解しました』
「え?だれ?」
聞いた事あるような機械的な音声が頭に響く
これってあの時の...?
『私はあなたの持つスキル《世界記憶》の機能の1つナビゲーションです』
アカシックレコード?
『スキル《世界記憶》は全ての知識を知ることが出来る全知の能力です』
全ての知識って凄すぎない!?
「ナビゲーションって事はサポートしてくれるって事?」
『はい』
「えっとじゃあステータスの内容について教えてくれ」
『了解しました。まずステータスはその者の種族、性別、年齢、職業やスキル、能力などを可視化したものです。能力は数値として見る事が出来ます。マスターの数値が平均値より上回っているのは強い魂の影響です』
マスターって俺の事?
『はい。私はマスターのスキルですので便宜上こう呼ぶのが正しいかと』
なるほど?
『説明を続けます。称号は何かをなした時などによって追加されます。神々に愛されし者は複数の加護を受けたから、神の器や転生者はその名の通りです。次にスキルについて、スキルとは確立された技術や能力の事を指します。階級として通常スキル→固有スキル→レジェンドスキルとあります。レジェンドスキルは現在確認されている限り数人しか獲得していません。その他にも系統が別れ武術、魔法、身体、技能となります。加護は神による恩恵です。例えば魔法神の加護(極)は全ての属性に適性を持ち魔法の習得速度や早熟度に補正を与えます。説明はこのくらいでよろしいでしょうか?』
「あ〜うん、良いよ。1度整理させてくれ...」
神の加護には大きさがあります
小→中→大→極ですね
大きいほど神に愛されているという事になります
今回クロスくんは神に到れる可能性を持つ人族として
期待されている為(極)が与えられたという事です
ナビゲーションの機能を付けたのは
なんでそんな知識持ってるの?
というのを解消する為ですね
追記:神には階級と役職があり
神の加護に表示されたのは役職です
例:「全能神=最高神」となります
階級は上から
最高神→上級神→下級神→亜神→眷属神です
最高神は傍観主義で基本干渉しません
上級神は神々の統率
下級神は基本関連性のある上級神の元につきますね
例:「生命神>転生神」みたいな感じに
亜神はまあぶっちゃけ雑用とかばかりですかね?
あと神獣などは眷属神に分類されます
説明は終わりです。長文失礼しましたm(*_ _)m