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爆発脳筋娘 共通1


「いってきまーす」


今日はホウキにいつもと違う乗り方、逆で乗るというよりナマケモノのような掴まりをして元気よく登校。


「はー逆さって鍛えられるな!」


遅刻だし当然この時間は誰もいないからこの痴態を見られなくてすむ。

一応これが見られたらヤバイ自覚はあるけど、人間誰しも欠点はあるものだ。


「あ、綺麗な森」


寄り道している時間はないから放課後にでも行くか。


「ふふふ……遅刻ですよ」

「いやーアタシ薬学ニガテで、サボろうとしてたんだが……二限とはな!」


先生は怒った様子もなく


「くっそ! またアタシだけ爆発した!」

「エルティーのやつまた失敗してやんのー!」

「エルティーさん、おしかったですね。配合が5g多かったです」


今度はちゃんと計量器を使ってください。教師は諭すように笑顔でいった。


「特にこの赤羽は可燃性で、他の薬品よりごまかしがききませんから」


先生の笑顔しか見たことないので、キレたら怖そうだと思う。


「そっかーおしっ今度は爆発しないよう火薬減らして失敗するぞー!」

「いや失敗はしたらダメじゃない」




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