表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
まものにっき  作者: クロハツ
1/2

かき氷に魅せられた魔物

どうも、スライムだよ。

暇だったのでなんとな~く自分の事について記録してみることに。ちょっと恥ずかしいな。ついでにいろんな奴にも書いてもらおうかな。


人間と魔物が和解して平和になってからは、魔物が町に行っても怖がられたり恐れられたりしなくなり、むしろいい意味で興味を持たれるようになったんだ。最初は目線が気になっていて町の観光なんてまともに出来なかったけど、いろんな種族がやって来るようになったときには、もう気にならなくなっていた。

いきなりあんまり関係ない話になったけど、昔より良くなっているのは間違いないはず!



人間は知識の塊だ。私たちが考えつかない食べ物、道具、方法を知っている。町を探索しているだけで多くの知識が身に付いた。

世界が広がったね。なんだか知らなかった事を今でもちょっと後悔してるよ。

今日もまた自由気ままに散歩していたらなんだかあまい匂いが…。ちょうどお昼頃なのでそのあまーい匂いのしたお店に入ってみると・・・どうやら甘味屋みたい。いろんなお菓子があってどれにしようか迷ったけど、「かき氷」というものにしてみた。

氷というくらいなので、自分にはぴったりだと思った。ほとんど水だからね。ただ、運ばれてきた氷の山はてっぺんあたりが青かった。氷や水のイメージカラーはだいたい青だけれど…それにしても青過ぎやしないかい?

恐る恐るムシャっと食べてみると、あま~いあま~い氷があま~い!どうやらブルーハワイという特別な蜜がかかっていたらしい。

まさに運命の出会いだったね、今ではこのお店の常連さ!食べ過ぎて体の色がより青くなった気がするけどまあいいや。

最近では、川の上流の水を汲んでくるアルバイトも始めたんだ。水を運ぶのは得意だったから、難なくお手伝い出来たよ。

いつの間にか「アイス」っていうあだ名までつけられていたけど、もともと名前が無かったから嬉かった。これからは「アイス」と名乗っていこうかな…



ある意味新しい自分が始まった日のことを書いてみたよ。

さて、次は誰を巻き込んでやろうか♪

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ