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第2話

あの夏に咲く君を僕は忘れない 2話

「湊くんが私の彼氏か〜」

改めて見ると橘さん可愛すぎる。

顔に出ないようにしなくては。

「ほんとに僕でよかったの?」

僕みたいなぼっちと付き合って楽しいのだろうか、

嬉しいのだろうか。

「嬉しいに決まってるじゃん!

 あ、そうだ連絡先交換しよ〜」

にやけてしまいそうになる顔を隠しながら連絡先を交換した。

心美【よろしくね!私の彼氏くん♡】

ぐはっ!!

破壊力がスゴすぎる

感情が表に出ないようにしながらそっとスクショをして彼女にメッセを送る。

天宮湊【よろしくお願いします。】

彼女が何故か笑い出した

「どうかしたの?」

「目の前にいるのにメッセージ送り合うの面白いなーって思って!湊くんニヤニヤしちゃってるし可愛いなーとも思ってたよ?」

バレている。

彼女の可愛さににやけているのがバレている。

「いや!橘さんが可愛いくて表情が!」

!?!?

何を言ってるんだ僕は。

テンパった上に墓穴を掘っているぞ?

「もー!湊くん可愛いんだから!

私の彼氏としてやっぱ最高だね!」

そんな甘酸っぱいセリフを聞いたらニヤけが止まらなくなってしまう。

そんな顔を見た彼女は笑う。

放課後の甘酸っぱい空気と共に幸せな時間を送っていたら日が沈んでいた。

「そろそろ帰ろっか!湊くん!」

「そうだね。ゆっくりしすぎちゃったし帰ろっか。」

彼女と一緒に家路に着く。

2人で他愛ない話を広げながら家路に着く。

そんな幸せな時間は僕の心の支えとなる。

「湊くん家ここ!?

私の家から五分くらいじゃん!」

彼女とご近所さんだったのか。

なにそれ最高かな?

「えぇ!運が良かったのかな〜

せっかくだしおうちまで送ってくよ。」

「ありがとう!流石私の彼氏じゃん!

頼れるぅ〜!」

相変わらず高いテンションで可愛いなぁ。

夏休みの間で終わってしまうのが少し惜しいと思ってしまった。

五分ほど歩き彼女の家に着いた。

「ありがとうね!おうちついたらまた話そう!デートの予定とか立てようね!」

「大丈夫だよ。家帰ったらこっちから連絡するね。それじゃあまた。」

「うん!ばいばーい!」

彼女に手を振りながら僕は家路に着く。

今日のことを色々思い出しながら。

ほんとに色々あったなぁ。

幸せだったなぁ。橘さん可愛かったな。

早く会いたいな。声聞きたいな。

そんなことを考えている自分に驚いてしまった。

僕はとっくに恋に落ちていたのだ。

死ぬ前に最高の思い出が沢山出来そうだな。すごく嬉しい。

心残りなく死ねる。良かった。

さて、デートはどこに行こうか。

夏休みの予定を立てながら帰るのだった。

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