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第1話

あの夏に咲く君を僕は忘れない 1話

「誰かに告白でもしてフラれたの?」

そんな言葉と共に現れたのは橘心美だった。

あの有名な"橘心美"だ。

容姿端麗、成績優秀、運動神経も抜群、

ついさっきの終業式でも絵のコンクールで最優秀賞を取っていた。

そんな彼女をこの学校で知らない人は居ないだろう。

しかしなぜ彼女がここに?

しかもなぜ僕に話しかけてくるんだ?

しかもなぜ僕はフラれたことになっているんだ???

頭に合計5つのハテナが浮かんだところでやっと言葉が出た

「ぼ、僕はフラれてなんかないから、、、」

なんてことだ、返答が陰キャすぎるだろ僕。

「あはは、湊君は面白いねぇ」

なんでか笑われてしまった

話を戻そう。

「僕はここに自殺をしにきたんだよ。」

彼女に言う必要はなかったのでは?と思ったが

言ってしまってはもう遅い。

「えぇ!奇遇じゃん!わたしも!!!」

なんてことだ。優秀すぎる彼女が自殺をしにきているのか?

さらに自殺する割にテンション高くないかこの子。

「湊君も自殺しに来たんだ〜!

何かの縁だし夏休み楽しんでから死なない?」

夏休みを楽しんでから死ぬ?この子と僕が?

話だけは聞いてみよう、話だけは、、、

「どういうこと?」

「えーっとね、まず湊君と私付き合うの!」

「ゴホッ! つ、付き合うの!?突っ付き合う方じゃなくて、、、?」

まったく。最近の女子高生は意味がわからない。

なんで話したことのない僕をいきなり彼氏にしようとしているんだ?

「あはは、 突っ付き合うわけないじゃーん笑

デートしたり、いちゃいちゃする方の"付き合う"だよ。

湊君は、私じゃ不満?」

こんなのはずるいだろ。

こんなに可愛い上目遣いに勝てる男なんていない。

「分かったよ。夏休みの間だけね。」

僕はこの学年一可愛い橘さんと付き合うことになってしまった。

しかも自殺も諦めてしまった。

どれだけ僕の心弱いんだよって。

僕の存在しないはずだった夏休み、どうなってしまうんだ?

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