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次元捜査官サユリ  作者: ひろーら


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6/7

第6話 捜査庁の攻防

登場人物紹介

サユリ  青き翼のメンバー。

ミユキ  青き翼のメンバー。

ハルカ  青き翼のリーダー。

スペード リバース幹部、防御の能力者

クラブ  リバース幹部、幻惑の能力者

ダイヤ  リバース幹部、閃光の能力者

キング  反次元組織リバースのボス

頭領   反次元グループ砂塵の狼首領

長官   次元捜査庁の指揮官


*登場する名称等は全てフィクションです。

人類がパラレルワールドを管理する時代。

次元転移装置の開発により別の世界に行くことが出来るようになり、次元捜査庁が設立した。

だが、次元捜査庁は変貌し、今レジスタンス組織青き翼、反次元組織リバース、反次元グループ砂塵の狼らとの最終決戦が始まろうとしていた。


次元捜査庁。

「長官、砂塵の狼グループメンバーがここに迫ってます。」

「何とか防御出来るか?」

「分かりません。最善を尽くします。」


捜査庁入口。

「おい、お前ら。ここをブッ壊して中に突撃だー!」

「おーーー!」

だが入口は強固だった。


青き翼の3人。

「砂塵の狼もあの入口からはそう簡単に入れないわ。」

「かなり頑丈だからね。」

「私達は非常口から行くのよね。」

「そうだけど、リバースの動向を見極めましょうか。」

「キングさん...どうするのかな...。」


リバース本陣。

「いよいよこの時だな。」

「キング様、如何しますか。」

「からめ手でもしちゃうかしらん♥️」

「我々の技術力なら正面突破も可能かと。」

「まあ、落ち着け。砂塵の狼の頭領も無策ではなかろう。次の手に出た時がチャンスだ。」


捜査庁の入口に機器を設置する砂塵の狼。

「お頭、出来ましたぜ。」

「とっととやっちまえ。」

「分かりやした。」

機器を作動させると入口の扉が歪み始めた。

暫くすると扉は消滅した。

「よっしゃー、目標は長官の首だ!皆突撃だー!」


リバース本陣。

「キングさま~ん♥️狼ちゃん達が入っちゃうわよん♥️」

「よし、我々も突入する。目指すは最上階の指令室だ。無駄な戦闘は避けよ。皆続け。」

「了解です、キング様。」


青き翼の3人。

「砂塵の狼、突入しましたね。」

「リバースも動き始めたよ。」

「さて、私達も行くわよ。」

非常口に向かう3人。コード入力してロックを解除する。

「なんか甘いよね。」

「そんな組織になっちゃったんだよ。」

「だからこそ変えないとね。」

3人は中に入った。


捜査庁内の砂塵の狼。

「指令室はどこです、お頭。」

「この先にエレベーターがある。それで一気に上がるぞ。」

「お頭、やけに詳しいですね。」

「当たり前だ。昔ここにいたからな。」

「へっ?お頭、捜査庁で働いていたんすか?」

「ああ、副長官とか呼ばれた時もあったかな。」

「何で辞めたんです?」

「まあ、色々あるさ。さて、現長官の顔でも拝むか。」


リバースの4人。

「キング様、最上階へはどうやって行きますか?」

「メインエレベーターは砂塵の狼が向かうだろう。サブエレベーターで1つ下の階から非常階段で上る。」

「詳しいんですね、キング様。」

「お前達には黙っていたが、かつてこの捜査庁を設立した時の初代長官が私だ。」

「やっぱり~い♥️キング様はキングだったのね~ん♥️」

「キング様、現在の体制は何故こんな風になってしまったんでしょうか。」

「さて、それは今の長官にでも聞くんだな。ちなみに砂塵の狼の頭領は当時の副長官だ。」

「なんか、キング様や頭領が管理した方がこの組織ってよくね?」

「無駄話は後だ。今は指令室に向かう。」

「了解しました、キング様。」


青き翼の3人。

「みんな指令室に向かうよね。」

「恐らくエレベーターは連中が使うでしょうね。」

「どすんの?」

「こう言う時の為の非常用エレベーターがあるのよ。」

「へっ、非常用...聞いたこと無いけど...。」

「普通の職員は知らないわ。一部の幹部のみ知らされる情報だからね。」

「ハルカさんって、タダの捜査官じゃなかったの?」

「ごめんね、今まで黙っていたけど私はかつて捜査官を束ねる捜査管理監だったのよ。」

「捜査...管理監...、聞いたこと無いけど。」

「組織の立ち上げ時には捜査官も未熟な者が多くてね。バラバラに行動してたらトラブルも多かったの。そんな時、当時の長官、今のリバースのキングが担当を新設したのよ。」

「えっ、リバースのキングって捜査庁の長官だったの!」

「昔のことよ。ちなみに砂塵の狼の頭領は当時の副長官よ。」

「何でみんな辞めて別の組織を作ったのかな。」

「そうね、時代の変化ってやつかしらね。後任はへっぽこになっちゃったけどね。」

「ハルカさんは組織をどうしたいの?」

「サユリちゃんは次元管理をどう思う?」

「うーん、よく分かんないけど、みんなが楽しく暮らせればいいかな。」

「ミユキちゃんは?」

「私は不正の無い誠実な組織であるべきと考えます。」

「そう...、どんな組織もね、最初は理想を追って良く出来るのよ。でも...時と共に段々おかしくなっていく...、そんなものなの。」

「またキングさんや頭領、ハルカさんが立て直せばいいじゃないですか。」

「それは無理ね。新しい時代に古いメンバーでは良くないわよ。」

「じゃあ...。」

「これからはあなた方の時代。サユリ、ミユキ、新しい捜査庁はあなた方が作るの。私達はその礎となるわ。」

「私が新しい組織を...。」

「サユリ...やるしかないよ。」

「うん、そうだね。私みんなと楽しく働きたい。」

「それじゃあ、最後の仕上げといきますか。」


第7話(最終話) 予告

次元捜査庁の現体制の終焉。そして新たなる次元管理の行方は?

次回 「真の次元管理とは」

ふぅ...、ここまで来たよ。

いよいよ最後の1話だね。

まあ、半年弱かかったけど、後半はなかなかかな?

ではラストにまた。

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