第5話 激突!次元断層
登場人物紹介
サユリ 青き翼のメンバー。
ミユキ 青き翼のメンバー。
ハルカ 青き翼のリーダー。
スペード リバース幹部、防御の能力者
クラブ リバース幹部、幻惑の能力者
ダイヤ リバース幹部、閃光の能力者
キング 反次元組織リバースのボス
頭領 反次元グループ砂塵の狼首領
長官 次元捜査庁の指揮官
*登場する名称等は全てフィクションです。
人類がパラレルワールドを管理する時代。
次元転移装置の開発により別の世界に行くことが出来るようになり、次元捜査庁が設立した。
だが、次元捜査庁は変貌し、今レジスタンス組織青き翼や反次元組織リバースとの激闘が始まろうとしていた。
リバース本部。
「キング様、四天王ハートですが...。」
「リバースを離れたのだな。」
「はっ、如何しますか。」
「まあよい。あやつは次元捜査庁に恨みを持つ者。我々と方向性は変わらんよ。」
「御意。」
「さて、そろそろ本格的に次元制圧を開始する。スペード、クラブ、ダイヤよ。作戦を実行するのだ。」
「了解しました、キング様。」
青き翼拠点。
「ハルカさん、これからどうしますか。」
「そうねぇ、ミユキちゃんには調査を頼もうかな。」
「ねぇねぇ、わたしは?」
「サユリちゃんは装備の点検をお願いするわ。」
「えー、ミユキは調査でわたしが点検なんですか...。」
「点検も立派な仕事よ。いざって時に使えないと困るでしょ。」
「そうですけど...。」
「いい、私達には満足な人員はいないわ。だから、どんなことでも自分でやらなきゃならないわ。」
「分かりました。きちっとチェックしておきますね。」
「よろしくお願いね。」
次元捜査庁。
「長官、サユリとミユキの2人がハルカと合流しました。」
「マズい...マズいな...。今まで何とかしてきたが、あいつらが本格的に対処したら組織がもたんぞ。」
「どうしますか。」
「そうだ、こう言う時の為のゴロツキがいるじゃないか。」
「反次元グループ砂塵の狼にあやつらを退治させるんですか。」
「かなり金を渡してるんだ。動いてもらわんとならんよ。」
「しかし...、砂塵の狼の頭領は...。」
「どちらにせよ、我々には他に手がない。」
「分かりました。手配致します。」
砂塵の狼アジト。
「お頭、次元なんちゃらってヤツが来ましたけど。」
「次元捜査庁からわざわざ来るなんて、あの組織も長くはないな。」
「どうしやす?」
「話は聞いてやる、通せ。」
次元捜査庁の副長官が部屋に入る。
「今日は君達に頼みがあって来た。」
「言わんでも分かるぜ。始末して欲しいヤツがいるんだろ。」
「察しが良くて助かる。ではこの人物...。」
「冗談だろ。」
「はっ?始末は...。」
「俺達が誰だか分かってんのか。砂塵の狼と言えば名のある反次元グループだ。捜査庁の下請けじゃねえんだよ。」
「いや...しかし...。」
「アンタがここに来ている時点で、次元捜査庁の凋落は明らかなんだよ。おい、お前ら。戦の準備だ。」
「了解っス、お頭!」
「この副長官は牢屋にブチ込んどけ!」
青き翼拠点。
「ハルカさん、捜査庁が砂塵の狼と接触したよ。」
「長官もしくじったね。あそこの頭領はキレ者だからね。逆に攻撃されるだろうねぇ。」
「どうする?」
「アタシにいい考えがあるよ。」
リバース本部。
「キングさま~ん♥️ハートちゃんから連絡よ~ん♥️」
「クラブよ...、話し方なんとかならんか...。」
「あ~ら、お気に召さなかったかしら~ん♥️」
「まあよい...。こちらに回線を繋げよ。」
「は~い、じゃよ•ろ•し•く•ね♥️」
「なんじゃアイツ...。ハルカか。」
「キングさん、久しぶりね。」
「お前も組織のリーダーなら分かるよな。」
「捜査庁の事、聞いたのね。」
「砂塵の狼は総攻撃をかけるだろう。」
「今の捜査庁じゃもたないでしょうね。」
「我々も反次元組織ではあるが、無秩序な世界を望む訳では無い。」
「それじゃあ、キングさんはどうするおつもり?」
「言わんでも分かるだろ。捜査庁のゴミ掃除に決まってる。」
「私達と共同作戦って訳ね。」
「そのつもりで連絡したんだろ。」
「流石はキングさんね。準備はどうなの?」
「お前もいたんだ。分かってるじゃないか。」
「いつでもOKなんでしょ。じゃあ、砂塵の狼が動き出した時が合図ね。」
「言っとくが、こちらは勝手にやらせてもらう。お前の邪魔はせんがな。」
「お互い別の組織だから、気にしなくていいわよ。」
「じゃあ、せいぜい頑張りな。」
キングは回線を切った。
「よし!全員よく聞け!これより砂塵の狼と次元捜査庁の全面抗争の間を突き、次元断層を制圧する。」
次元断層。
全ての次元の中心に位置し、次元捜査庁がある場所。
この場所を制する者が次元を制すると言われている。
次元捜査庁内。
「長官、砂塵の狼の軍勢がここに接近してます。副長官とは音信不通です。」
「やっぱりダメだったか...。あの頭領苦手だったんだよな...。」
「長官!どうしますか。」
「ん...、全館に通達。第一級防御体制を発令せよ。」
「了解しました。全館発令致します。」
青き翼の3人。
「いよいよ始まるね。」
「いいかしら、私達の目的は捜査庁の体制の変更であって壊滅では無いわ。」
「それってキングさんも同じだよね。」
「まあ、砂塵の頭領は新たな支配者を狙っているみたいだけど、長官以下腐敗した連中だけ処置すればいいかな。」
「じゃあ、私達もそろそろ行こうか。」
第6話 予告
次元捜査庁に迫る砂塵の狼グループ。そして、次元制圧を企むリバースと体制転換を図る青き翼。今次元断層に大きな渦が巻き起こる。
次回 「捜査庁の攻防」
さあ、クライマックスに突入だぁ。
どうする、どうなる元捜査官たち。
でも、あと2話なんだよなぁ...。
ではまた。




