【そうなのか】
「っへ?」
主様が目覚められた。ずっと寝ていた、お寝坊さんな主様が。
「な、何故、私は5000年間も寝ていたのだ?突然な事であまり覚えてないのだが。」
「そこについてはこのわしが説明しようかのう。」
声をした方をそっと見ると、白いひげでおっとりとした目つきの男性創造神ディメント様がいらっしゃった。
主様は何故か少しだけ驚いた顔で見ていたが直ぐにいつもの顔に戻り、口を開いた。
「___創造神か、、、まぁ、いいそれじゃあ頼のもうか。」
「ふぉ、ふぉ、ふぉ、お前ならそう言ってくれると思っていたよ。」
創造神様はニッコリ微笑み、ひげをさわりながらそう言った。
「まぁ、それじゃあ話始めようか。」
創造神様は少しゆったりとした口調で話し始めた。
「馬鹿な奴が居たんじゃ。全てを支配しようとする愚か者じゃった。そやつはなあろうことか邪神の封印を解いてしもうたんじゃ。邪神の力を借りて世界征服、そんな馬鹿げた事をやるために解いてしもうたんじゃ、人の身にはそれほどの力は耐えられないと言うのに。その後、邪神がな天界を襲撃しに来たのじゃ。その結果、天界は壊滅。お前も合わせた何人かの神達が何らかの影響で封印され、そしてお前達が持っていた神器と封印していた魂達が世界中にばらまかれてしもうたんじゃ。だがなんとかお前の時を止めていた現況は処理できたが、、」
「そうなのか。」
少しだけ静かとなったときその静寂を破る声が聞こえた。
「ちょっと反応薄くない!?もっと「そ、そうだったの!!」みたいに驚かないと~」
そうツッコミを入れてきたのは眼鏡をかけた緑髪の長髪の男性、智慧の神ザイムーン様だった。
「来ていたんだな。」
「あぁ、フランチェに呼ばれて急いで来たんだ」
「僕もいるよ~」
声のした周りを見渡すとちょこんとザイムーンの後ろにひょっこりと顔を覗かせる茶色い髪の少年、、、豊穣の神ムウ様だった。
「イルカ、大丈夫~?」
「まぁ大丈夫だ。まだ本調子ではないがな」
「そっか~」
そんな微笑ましい会話を聞いていると手をパンパンっと叩きフランチェ様が口を開いた。
「よ~し!皆、揃ったことだし今後どうするかの作戦会議始めましょうか。」