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21 詛読巫(Sodom)のコントラクター微鬼(微妲己と微王受)

「この岩とあそこに転がっている岩たちが、あの壁からここへ落ち込んだんだね」

 イワンが湯殿いっぱいに広がる壁の残骸を調べながら、壁崩壊の経緯を推定して見せた。ベラが全体の様子を見ながらイワンに質問をぶつけていた。

「じゃあ、岩をあそこへ戻すのかい?」

「いや、あの岩を持ち上げることは難しいよ。人力では無理だ」

 イワンが個々の残骸の重さと距離を見ながら分析を続けていた。その検討の様子を聞きながら、ベラが解決策を提案して見せた。

「じゃあ、足場とレールを組むのかい?」

「いや、足場を組むことや、屋根を修理することは僕たち子どもには無理だよ。岩を取り除くだけにしよう。あの崩れた壁は別の材料でふさげばいいよ」

 イワンの出した一応の方向性を聞いて、ミラが行動を始めた。イワンが考えていることは仲のいいミラにはすぐわかるらしい。

「別の材料、木材ね」

「木を切ってこよう」

「じゃあ、僕も切り出す木を見つける手伝いをするよ」

 5人は、ベラを先頭に、ミラ、イワンとナナ、そしてジョナの順で森へと入っていった。ジョナはイワンとナナが連れだって歩く後ろを付いて行きながら、一つの疑問をイワンにぶつけた。

「あの岩であれば、単純にはめ込むだけでいいのに。なぜ、あの岩を利用しないの?」

その疑問はイワンの隣を歩いていたナナも持っていた疑問だった。だが、イワンはナナの視線になぜか言いよどんでいた。

「それは......」

「木の香りを楽しみたかったのか?」

 ジョナは森の木々を見ながらそう言った。だが、ナナは何かに気づいたかのように別の指摘をした。

「なぜ木材を使う必要があるのかな。岩を再利用することに障害はないと思えたんだけど。それに、岩を嵌め戻すと隙間が無くなるよね」

 だが、イワンはとぼけたように答えた。

「板の方が早く直せるでしょ」

「でも、粗雑な仕上げになって隙間だらけになってしまうよ」

「まあ、いろいろ問題はあるけど、早く直せるからいいじゃないか」

 イワンは少し笑いながらナナに答えると、そのまま林の中へ進んでいった。そのあとをナナとジョナが慌てて追っていった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 温泉を見つけたのは、ナナだった。小川に沿った轍の道を下っていた時だった。小川に流れ込む支流から湯気が上がっていた。お湯の川だった。ナナは一人だけその川をさかのぼっていった。

「みんな、ここから出ているお湯はあったかいよ。多分これは温泉じゃないかな?」

 その声とともに子供たちはいっせいに湯煙を上げる水源めがけて走り出した。そこには、湧き出すお湯の池の中に落ち込んで泥まみれになったナナがいた。

「泥まみれだけど、ここは温泉施設の廃墟だよ。ここは、かつて人が利用していたようだね。」

 ナナの指摘を確認するように、ベラも廃墟の中の湯舟に流れ込んでいる湯の量を見つめながら肯定した。

「これは、昔使われていた施設なんだろうね」

「そうだね」

 ジョナは相槌を打つと、それに重ねてイワンは分析を重ねた。

「屋根ははじめから無いのかな。廃墟そのものだけど、お湯をくみ上げる設備や洗い場の施設はまだ新しいよ。二つの大きな湯舟と隣接する石畳のフロア。屋根がないからスチーム式のソーナではないし......。ここは大きな湯舟を備えたローマ式の湯殿だったんだ」

 イワンは注意深く周りを観察し続けており、ベラやミラばかりでなくナナまでイワンの話に聞き入っている。ジョナはふと疎外感を感じた。この疎外感は、イワンとミラ、そしてイワンの隣に最近いるようになったナナの姿を見るようになってからのものだった。ジョナはなぜかナナが気になっていた。

「多分、あの峠でも経験した地震がずっと続いているんだろうね。その地震がこの施設を破壊したんだろうね」

 イワンの分析に、ベラが言葉を繋いだ。

「じゃあ、修理すればまた使えるといっていいね」

「修理? このまま使えばいいじゃないか?」

 イワンがそう言うと、ベラは驚いて反論した。

「泥が沈殿しているし、衛生的ではないぜ」

 この指摘につづけて、ミラもまた皮肉を込めてイワンをなじった。

「それは、私とあなたが一緒に入浴しろということなの?」

「いや、そういうことではなく、時間別にすれば....」

 あわてたイワンの反駁にベラは笑いながら別の提案をした。

「二つの隔てられていた大部屋だったんだよ。壁を修理すれば男女別にエリアわけができるから、ずっと使える。もったいないんじゃないの?」

 ベラの提案に、ミラが嬉しそうに相槌を打ち、イワンに笑いかけていた。

「ああ、そうね」

 イワンと周囲のやり取りになったのを見て、ナナもイワンの手を取って、うれしそうな声をあげた。

「じゃあ修理しようよ」

「じゃあ、壁はなんとか修理しよう。泥は流れ込んでくるお湯の流れを工夫して排出させよう」

 イワンの分析とそれぞれの能力を勘案したベラは、そう言いながら修理の議論を誘導していった。子供たちはこうして崩壊していた設備の修理に着手した。ただ、修理に熱心なイワンの狙いは別の狙いがありそうだった。



 さて、ようやく完成した施設は、二つの大きな浴室とそれを仕切る大雑把な木製の壁とで構成された。ようやく使える段階となった夕暮れのころ、泥だらけのナナが修理状況を確かめることを兼ねて湯殿を利用すると言い出した。

 確認作業に行ったナナは、なかなか帰ってこなかった。ジョナは少しばかりナナが気になることもあって、ナナを見に行った。完成した湯殿に近づいていくと、その湯殿にお湯のしぶきの音が響いていた。ジョナはそれに誘われるようにタオル一枚だけをまとって男湯として作った湯殿に入っていった。すると、湯殿の壁の反対側に人がいる様子があった。

「ナナは、そっちに行っているのかな」

 独り言を言いつつジョナは、そのときイワンの顔を思い出し、壁に隙間があるのではないかと危惧し、確認作業をし始めた。その時だった。少し大きめの隙間が残されており、その先にナナが見えた。

「あれ、ナナ。そっちにいるのかい?」

 それと同時に縦に開いた隙間を通してナナの姿が見えた。

「イワンのやつ、やっぱりのぞき穴を……作っていたねえ」

 ジョナは鏡に映る目の前の人の姿にそう呼びかけた。ただ、それは鏡ではなかった。その時に見えたのは、ナナの全身。ナナからも当然ジョナの全身が見えた。

「あれ?」

「あれ?」

「あっ?」

「え?」

 ジョナに見えたナナの姿。それはジョナとは違った姿だった。ナナにはジョナにある物が無かった。その代わりにナナの胸にはまだ成長途上の双丘と、丘に抱かれ育ちつつあったふたつのピンクがあった。ナナにとっても、男の赤ん坊と同じような幼いショートソードがジョナにもあり、それでいて筋肉質の上半身が備わっているのを見て驚いていた。

「こ、こんなところにイワンがこれを作っていたなんて」

 そう言いながら、2人は互いを見つめ、沈黙とともに時が止まった。ジョナは十二歳になろうとする女の子のそんな姿を見たことがなかった。ナナも同世代の男の子のそれを見たことがなかった。当然、次に二人の悲鳴があがっていた。

 互いに体を隠しながら、二人は互いの驚きを取り繕うように言葉を交わした。

「あれ」

「ナナ、女の子だったの?」

「ええ? 僕、女の子だよ。ひどいよ」

「あっあの……隙間のこと、はやくなんとかしないと」

「そうだけど、ジョナ、もう、こっちを見るなよ」


 彼らはその後、服を着て一旦みんなの許へ戻った。壁が粗製乱造で隙間があることをイワンに言うためだった。だが、二人は互いの姿が脳裏にちらつき、二人協力してイワンに問題を指摘することはおろか、互いに話を交わすこともできなかった。


「ジョナも、ナナを迎えに行ったついでに、すでに湯あみを終えたんだね」

「じゃあ、私たちも湯あみに行ってくるわよ」

 ジョナとナナが互いに意識しあって無口になっている横で、ベラもミラも、イワンも湯殿に行ってしまった。慌てたナナはジョナに向かって叫んでいた。

「みんな行っちゃったよ。ジョナがイワンを止めないと」

 ジョナとナナが慌てて湯殿へ戻ったころ、すでに女湯の湯殿ではミラがはしゃいでいた。壁を隔てた隣の男風呂では、ミラがはしゃぐ声を聞きながら、イワンがベラにいたずらな表情を向けていた。

「さて、ここにとっておきの隙間があるんだ」

「へえ、それは彼女の姿を見るために作っておいたのかい? 裸を互いに見るだけでなく、みんなが互いに絡み合うといいのに」

 ベラのいう意味はイワンにはわからなかった。だがイワンはそれを意識してはいなかった。

「おい、やめた方がいいぜ」

 湯殿の入り口に戻ったばかりのジョナは、イワンに声をかけた。それとともに、ジョナは、壁の向こう側で騒いでいるナナとミラが先ほどまでイワンと親しげだったことを思い出した。彼は、少女二人とイワンの間に入り込むことに躊躇し、イワンへ声をかけることを止めてしまった。ベラはベラで、何かを考えついたのか、イワンをけしかけていた。

「静かにしないと相手に気づかれるぜ。この種の企ては、秘密に運ぶのが肝要だぜ」

 このようにして、イワンの企ては湯船の水面下を静かに進行していった。だが、イワンの狙っていた箇所はミラに感づかれていた。

「待ってました」

 ミラはそういうと、隙間越しにイワンの目めがけて石鹼水を振りかけていた。

「見えた! うわあ、痛い、痛い」

「私の胸、見たんでしょう」

「えっ、見るべきものがなかった……」

「どういう意味よ」

「下はまだツルツルじゃないか」

「そうなの?。じゃあ、これもプレゼントね」

 壁越しにコンクリート片の複数がイワンめがけて落ちて来ていた。

「え、いててて、わかった。わるかった。降参降参」

 そのやりとりを遠目で見ながら、ジョナもナナも思わず口走っていた。

「警告する必要はなかったね。あんなに仲がいいんだな。それじゃあ、相手が何を考えているかも筒抜けなんだろうね」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 入浴も終わり、辺りはすっかり漆黒の闇に包まれた。五人は温泉施設近くに焚火をともしつつ、寝入っていた。星空の下を温泉施設に接近する人影があった。彼らは微妲己と微王受の二人。魑魅魍魎、百鬼夜行 いや、最も近いのは羅刹族とよばれる、マリアナ谷に住まう精を依り代なしに呼び出して使いまわし、様々な事象を司るコントラクター微鬼だった。

「修理されているではないか」

「壊されたから復元してくれという話ではなかったの?」

詛読巫そどむの住民たちの祈りでは、そういうことだったが......」

「熱泉施設は使われているわね。破壊されている神殿は、人為的に破壊されているみたいね」

「熱泉施設も破壊されたんだよ。修理されているといっても、あの修繕の仕方はいい加減だ」

 二人は、空中に浮かびながら施設の周囲を観察していた。

「あの焚火の周囲に子供たちが眠っているね」

「破壊された後を、あの子供たちが修繕したというのかしら?」

「子供たちは破壊にはかかわっていないね。修繕した結果を見ると彼らの仕事だからね。修繕しているぐらいなのだから、破壊にはかかわっていないだろう」

「じゃあ、誰が?」

「ここの鬼門を守る神殿を破壊して得をする存在......」

「私たちに敵対する存在かしら?」

「ナスターシャが私たちに教えてくれたあのトカゲだろうな」

「そうね、でもそのような影は見当たらないね」

「あの子供たちのほかには、誰の姿も見当たらないしね」

 二人はそう話しながら地上に降り立った。

「男児が3人、女児が2人か」

「一応の修繕のレベルだが、本当に彼等だけで修繕ができたのだろうか」

 二人は施設に降り立ち、中と外とを入念に調べた。

「一応の修繕というより、つぎはぎだね」

「壁の岩は崩れたままだしね。つぎはぎをした板壁も単に打ち付けただけだが」

「でも、使えるには違いないわね」

「大雑把に直して使えるようにした、というところだね」

「でも、彼らはなぜ修繕できたのかしら」

「幼いながらに工学の知識を持った子供がいたのだろうね」

「頭の良い子供たちが来たということか」

「でも、なぜここに来たのかしら」

「わからないね。ただ、言えることは彼らがボニンの谷との間の峠を越えてきた、久しぶりの来客だということだ。それも、大人が同伴していない・・・・。、逃げ出してきたのかもしれない」

「でも、誰から? ボニンの谷の辺留賀茂は、ナスターシャが守っていたはずでは?」

「いま、ナスターシャは辺留賀茂に来ているとのことだったが」

「ナスターシャが言っていたように、彼女から逃げ出した子供もいるのかしら?」

「それなら、彼らが一番無防備な時に追い込んで、問いただすことにしよう」

 二人はそう言って、そこから飛び去ってしまった。その後ろ姿に気づいたのは、ベラだけだった。


 子供たちは、数日間、その施設近くで過ごした。暖かい場所と食べ物があるため、今までの疲れを癒したいという気持ちもあった。しかし、さらに降りて行く道のはるかな先には、詛読巫そどむがあることも分かっていた。出発するべきであることはみなわかっていた。

「明日は出発しましょ」

 ミラは皆の気持ちを一つにまとめるようにそう言った。

「もう、機器も燃料電池も使い物にならないし」

 イワンは今まで使ってきた機器類がもう役に立たないことを確認していた。それを聞いたベラは、意味深な言い方をした。

「そうだね。もう荷物は最小限でいいよ。それで出発すればいいね」

 この指摘に、しかし誰も違和感を感じていなかった。それどころかみんなは思い思いに話をつづけた。

「じゃあ、今夜は最後の温泉だ。ゆっくり堪能しておこうね」

「そうね、ナナ、私たちは背中を流しあいましょ」

 ミラとナナはすっかり盛り上がっていた。それを横目で見ながらイワンは不満そうに声を上げた。

「女たちは相変わらずうるさいね。俺たち男は、静かに時を過ごそうぜ」

 イワンはジョナにそう話しかけると、二人は湯殿へと入っていった。

「それなら、僕はリーダーらしく周りを監視しておくよ」

 ベラはそういうと、ジョナとイワンを湯殿に残して外へ出かけて行った。男児も女児も普段より長風呂となっていた。


 突然、月明かりのまぶしい空から、湯船の外の石畳の上に降り立った二体の黒い影が仕切り板の上に現れた。以前ここを偵察に来たコントラクターと呼ばれる微妲己と微王受だった。

「驚かせたかな」

 微妲己を目の前にしたナナとミラはもちろん、微王受を見たジョナとイワンもまた目の前の異様な姿の怪人に、悲鳴を上げた。

「まてまて」

「驚かせるつもりはないわ」

「君たちが、この施設を直したのかね」


 追い詰められたと感じたジョナは、首に下げていた鎌の金具に刻まれたアラベスクを光らせた。そこから発せられた音はまるで人の声のようであった。

「やれやれ、鎌の金具が首に下がり、ガーネットもそろった。やっと実際の声として鎌の持ち主に語り掛けられるようになったわい。さて、この鎌こそは日本刀、すなわち真刀より打ち直された刃、そしてもう片方は空刀の刃。これら二つの扱いこそかつての霊刀の神髄。そして今、二つの刃は帝国のアカバガーネット、そして新たなアヴァチャイトガーネットをともなった。これらによって、第三の奥義がここに成立したのだぞ」

 ジョナは自分の金具が発した謎の言葉に驚いた。自分の金具のアラベスクに問いかけた。

「おい、どういうことだよ」

 だが、謎の声は応えず、そのまま謎の詠唱を始めてしまった。

「それでは詠唱ですじゃ。......霊は精神なり。霊刀とは空真未分の刀にして渾渾沌沌たる所の唯一気也......」

 それは聞きなれない言葉の詠唱だった。そして、詠唱は、ジョナとナナがそれぞれ首にかけたガーネットを共鳴させた。ナナの首に掛けられていたアカバガーネットはヤーヴ粒子を発し渦動結界を出現させた。それと同時にジョナの首に下げられていたアヴァチャイトガーネットはエロイム粒子を発していた。

 壁の両側で発せられたそれぞれの力場は合成された。それらの共鳴によって、男湯と女湯の両方の湯船から水のしぶきがコントラクターへ吹きあがった。コントラクターの二人はそれらをよけたものの、襲いかかった水しぶきはまるで刃のようにコントラクターの装備の一部を引き裂いていた。

「なんだ、これは」

 驚愕するコントラクターの隙をつき、イワンが大声を出した。

「みんな、今のうちに逃げよう」

 そう言って、ジョナとイワン、またミラとナナは服をまとめておいたところへ湯殿から飛び出した。ところが、服が見当たらなかった。服一式はベラが持ち出していた。

「服が無いわ」

「どうして?」

「仕方がない。このまま逃げよう」

 イワンは壁の向こう側のミラに大声をかけて促した。しかし、ミラたちは当然柄一瞬戸惑っていた。

「見えちゃうじゃない!」

「そんなの嫌!」

 その声に対してイワンはまた呼び掛けていた。

「外は真っ暗。姿は見えないから平気だよ」

「じゃあ、あなたたちが先に走って行ってよ。私たちが後から走るから」

「わかった、そうしよう。僕たちが明かりをつけながら先に走る。明かりの後を君たちも追ってきて」

 イワンはそういうと、ジョナを促した。ジョナは、ガーネットの発する光を探照灯代わりに、イワンとともに走り出した。そのあとを、ナナとミラが走っていった。彼らは、バスタオル一枚のみの姿だった。

「ついてきて!」

「あ、こら、振り向くな。ひっぱたくからね」

 その様子を見送りながら、コントラクターは警戒の言葉を口にした。

「彼らはやはりナスターシャの言っていた子供たちだ」

「でも、あの力は教えられていないわ」

「警戒すべきだね。不用意に接触することは危険だ。しばらく彼らを観察し続けよう」

 二人はそう言いながら、詛読巫そどむへと飛び去って行った。


「みんな、このマリアナの詛読巫そどむは、男女もそうでないものも誰彼区別なく交じる街だからね。互いに裸でいるべきだよ」

 ベラはそう言いながら、これらの光景を遠くから眺めていた。

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