表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

重力波・念動力のもたらす層流と渦動の世界 霊剣奇譚 

ベテルギウスの火炎 0 After the God loosened the Bands of Orion 0 霊剣奇譚6

 西暦1593年、煬帝国成立に対する怒りが発生られ、天上のベテルギウスが超新星爆発を起こした。530年後にベテルギウスの火炎が地球を撃った。ベテルギウスの火炎の後、黙示録の二人の証人(警告者)は千年後の世界へ飛び去り、人類は立ち返りの機会を失った。地球はほとんどの水を失い、大陸は空気の無い不毛の地となり、海底は低地や砂漠平原となった。
 千年後、地上に残った煬帝国はアザゼルの世界へと変貌した。低地には自らを人類と呼ぶようになった五行鬼(水明、土塊、木精、火炎の4族と帝国戦士の金剛族)がすみ、劣弱な先史人類は、深い海溝谷の底に潜むだけだった。他方、月では地球上に再び「悔い改めの機会」となる『逃れの街』を成立させるために、月に残った先史人類によって千年帝国が形成されていた。
 ここに、二人の証人が帰ってきた。男はアザゼルによって記憶をあいまいにされ、拘りの強い罪深い子供ジョナとされ、女はナナという名を与えられ、導き手のレビ・アイアサンとともに彼をフォローし始めた。
 ジョナはカムチャッカの谷に暮らす少年だった。彼は「証人」のうちの一人だった。彼は、育ての母に異質な何かを感じてその許を飛び出し、同年齢の友人たちとともにカムチャッカの谷筋を南へと冒険の旅に出る。ジョナは「証人」のうちの一人だった。その彼らには、つかず離れずに付いてくる者たちがいた。それは、「証人」のもう一人である少女ナナと、付き添う謎の老人レビだった。
 ジョナは成長とともに悪魔とその手先を退ける様々な機器(剣を制御する太極アカバガーネット、アカバガーネットとともに作動して巨大な鎌型の真刀と空刀を形成させるアバチャイトガーネット、水晶玉、詠唱を司る鎌形金具、アラベスクと呼ばれる快速艇、スキンスーツなど)を次々に手にし、活用することを覚えていく。
 彼らは、日本谷の沙流土(サルド)、ボニンの谷の辺留加茂(Pergamo)、マリアナの谷の詛読巫(Sodom)、ヤップの谷の天裂地羅(ティアテラ) へと進んでいく。その先々で、彼らはジョナの育ての母の正体を知り、詛読巫に潜んでいたベラやビルシャナと戦いを重ねる。
 だが、証人の一人であるはずのジョナは、マリアナの谷で助けたティアテラの王女アンヘルと激しい恋に落ち、道を誤る。更にはアンヘルを死に至らしめてしまったことで、ジョナは自分を見失い、使命を捨て去ってしまう。
2 湖水 
2022/02/24 15:59
6 湖底の煌めき
2022/02/24 15:59
12 水晶玉の秘密
2022/03/30 18:52
14 守護の龍
2022/03/30 18:52
15 拒否するジョナ
2022/03/30 18:52
26 詛読巫(Sodom)の炎 
2022/05/14 12:00
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ