ネットもステータスも日々変化。とある魔王の日常もあるようです。
召喚術で召喚されたカフェさんに馬車を支えて貰ったものの召喚術の効果が切れてカフェさんが元の世界に戻ると馬車が動かなくるのではと言う問題だがアッサリと解決した。
私は一枚の紙を取り出し現実をもう一度確認することにする
レベル4
ビフォー アフター
HP 43/43 68/68
MP23/28 30/30
力15 45
頑丈17 32
知性24 24
早さ12 22
器用32 62
運5 5
個人スキル スマホ
スキル 下級生活魔法 下級無属性魔法
使い魔 メイドロイドカフェ
はい、カフェさんが使い魔になりました。それと、使い魔と契約するとステータスがアップするらしく戦闘経験0とは思えないことになってますよ。そして、何故か魔法が使えるように。契約するだけで魔法少女になりましたからね!何故にこうなったかと言うと…
カフェさんが元の世界に戻る対策を思い付かず、仕方なく戻ったら呼べば良いと考え、カフェさんを呼びやすくするため、送られた魔方陣の画像をギャラリーに送ってたら(魔方陣に触れると発動するので画像の魔方陣が写ってない部分を触って操作)
[[ご主人様解決策を発見しまシタ]]と言われてガルンさんから送られたまだ、使用していなかった魔方陣にカフェさんに言われるまま触れた。
[[ぽちっとな]]
実に可愛らしいセリフとと共にカフェさんも画像に触れると使い魔が出来ました。何でも二枚目は使い魔との契約魔方陣で最初に魔力を流した者を主に次に魔力を流した者を使い魔にするらしい。それと、使い魔契約でガッツリMPを消費したため回復薬服用し残りMP回復薬は5本に。
そして、使い魔契約すると召喚の魔方陣の効果が切れても元の世界に戻らずに済むらしく問題解決
ヒャホー(≧∀≦)ノとか、思ってたら、ノルンさんがやって来て
「もうすぐ出発だが武器の一つも無いと危ないだろう?良ければ武器を貸すぞ」
「武器なら剣がありますから、ご配慮ありがとうございます」
とのお言葉を頂きゴブ夫さんのくれた武器を装備。いや、問題が解決してすぐに問題発生するなんて、私も大忙しだね
(ノ`△´)ノ~┻━┻
ビフォー アフター
HP 68/68 88/88
MP30/30 39/39
力45 54
頑丈 32 38
知性 24 26
早さ 22 42
器用 62 72
運 15 15
個人スキル スマホ
スキル 下級生活魔法 下級無属性魔法剣術レベル3
装備 ショートソード(魔王軍陸戦部隊一般兵旧正式武装)
攻撃力 204
ゴブ夫さんの置いてったどう見ても中古品の剣高性能過ぎますよ!攻撃力は100も上がれば名剣の世界で装備するだけで一気に150上がり、各種パラメーターアップに、剣術スキルもゲット!思い切りバランスブレーカー過ぎる!これどうしたら良いのよ!
いや、多分ガルンさんは気が利く紳士なので多分武器を狙って襲われないようにある程度の強さのモノをとのことで軍の正式武装の型落ち品を渡してくれたのだろう。でも、魔王軍の技術が高過ぎてそれでも超高性能何ですけど!
[[ご主人様ドンマイ蹴ル]]
この高価すぎる武器をどうするか頭を抱えていたらカフェさんが私を元気付けようとギャグを放つが、高性能過ぎて盗賊とかに狙われそうで怖いのは貴方もですからね?では、ステータス公開
カフェ
レベル1
HP 90/90
MP15/15
力98
頑丈102
知性21
早さ25
器用27
運3
個人スキル
メイド式掃除術零式
メイドが使う掃除術。酷い汚れも暗殺者も政敵もモンスターも綺麗にお掃除。安心のお掃除術
メイドアップ
服装の変更が一瞬で可能。
メイド式生活魔法
レベル1なのに、飛んでもないステータス何ですけど?一人前の冒険者と呼ばれる方のステータスが百位で大体レベル30でそれに至るらしいんですよ!何で既に越してるんですか!
でも狙われても何とかなりそうだから気にしないで良いか…それよりも先程から見ないようにしてた物を見ようか?
凄い物騒なルビ振られたスキル二つ…うん、私に使われる事は無いだろうし気にしないで置こう。
「これだけ色々合ったしもうイベントは無いよね?」
[[フラグでスカ?ご主人様]]
フラグじゃないからね!私はゆっくりとこの世界を楽しみたいだけ。それにメールが沢山来てるから返信もしないと
「オーイ、ツナデ私らの雇い主から一緒に話したいってよ。」
出発のため3台ある馬車のうち1台目の車両に乗り込んでいたノルンさんが手招きしてるのを見て、メールを打ち込む手が止まる。
『ハンドさん無事ですか?転生出来てます?』
リオさんから心配するメールに無事だと返信してから
私は馬車へと向かっていく絶対に商人と一緒なんて疲れそうなんですけど…
カフェさん…空気を読んでドナドナ歌わないで…
~~~~~
異世界バルドラ デイズアイ王国首都コネクト王城
その城には様々な人種がいた。人間、獣人、エルフ、ドワーフ、ゴブリン、オーク、ミノタウロス、ドラゴンその他色々。
違う世界では狂暴で理性の無い怪物と思われている者も理性と理性と優しさを併せ持ち働いていた。
まだ、朝早い時間。夜勤のものか朝食の準備をしてる者しかいないような時間に、小さな頭の横に不釣り合いな大きさの角を着けた少年が歩いていた。
「おはようございます」
「おはようございます陛下」
出会う人物全て立場も人種も関係なく敬意を持って挨拶をする少年。出会う人はどんなに忙しくても嫌がる素振りすら無く敬意を持って挨拶を返していく。
少年の名前はガルンチェア・オルク・バルンジェスト。
職業魔王12歳。趣味は植物や動物の育成。夢は平和な世界と言う魔王と言われて思い付くイメージからかけ離れた存在。
彼の朝は早く食事の時間よりも早くまずは夜勤の者達や朝食の準備をする者達へと挨拶と状況を聞くことから始ま。次に執務室で遠方での任務に着いてる者達からの報告書の確認をする。
「またヤりやがったな!クソ魔王様よぉ!何時も言ってんだろう!ガキは仕事は他人任せでゆっくり育ちやがれとな!と言うより食事の時間だ!テメェ」
「いや、ライオさんあの魔王としてこの扱いはどうでしょうか?」
子猫を持つようにガルンの首根っこを捕まえたのは二メートル五十はある猫耳否獅子耳を着けた巨人。
軍備の最高責任者にして魔王四天王の一人獅子王ライオット。彼の毎日の日課は軍の訓練の前に執務室に向かい魔王を捕獲後食堂へと向かう事である。何故なら魔王が働き者過ぎて食事を取らないか、執務室でクッキー一枚で済ませるからである
「今日も美味しそうですね。ありがとうございます。」
ガルンは基本的に優しくワガママを言わない少年であるが、彼が魔王になって始めてのワガママが、立場に関係なく皆と同じ食堂と料理を楽しみたいと言うものだった。
「おう、魔王様ミルク飲まねぇと大きく成らないぜ」
「魔王様野菜どうぞ」
「こっちのニンジンとピーマンも」
「あっ…ありがとうございます。」
「貴方達魔王様に失礼の無いように!魔王様に嫌いな物を押し付けない。魔王様も嫌いならカボチャを残してください」
次々にやって来る人物を身体から生やした触手で裁く青髪にメガネのメイド服の百五センチ程の女。
彼女はメイド長にして、暗部の長にして、四天王が一人バトルスライムのスーラ。
そして、怒濤の食事を終えると魔王様は執務室に戻り報告を受けながら指示を出していく。
「ハンドさんが転生?兎に角恩人のハンドさんが目立たない程度に最大限のお手伝いをしないと」
そして、魔王の恩人からの驚きのメールを受けると直ぐ様支援の為の召喚魔方陣を送りライオへと人員の準備。装備科へと装備やアイテムの準備を僅か数分で整えさせた。
勿論装備は目立ちすぎないように軍の形落ちの品を用意させた。
「魔王様ハンド様の支援へと向かわせた者からの報告書が届きました。」
やって来たのはまさにはロマンスグレーなイケメン執事。魔法研究所所長にして、四天王が一人悪魔のハロルド・リーチェ。彼が持ってきた報告書を魔王が受けとるとそれを眺めていく。
「良かった。ハンドさんは無事のようですね。えっと倒したオークから魔石や豚肉や皮を…へっ?…どういう事ですか?」
そこに書かれていたオークに着いての報告に目を大きく開き何度も確認をしていく
感想が無くて少し寂しくてもノリノリ…なれるか!雨が激しすぎる