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ネット小説だとメイドさんは大体強キャラ

これまでの三つの出来事

一つ 事故に遭ったと思ったら転生することになり、転生してすぐモンスターに襲われる馬車を発見する


一つ 前に相談に乗った魔王ガルンさんは本物の魔王様で、送られたメールに添付された召喚魔方陣から出てきたアイルビーバッグと言って貰いたくなるボディーのゴブリンさんにより、モンスターは排除された。


一つ 馬車の車輪が破壊され困って相談したら自称二十五世紀の天才科学者がゴーレムの設計図を見て何故かメイドを召喚術で送ってくれた。


突然のメイドの出現に現実逃避をしてる私の頭の回りではデフォルメされた鷹が羽ばたき、虎がコタツで丸くなり、バッタがピョンピョン跳び跳ねていた。アイスを持った腕が出てきた所で、マズイと鷹達を頭を振り回して追い払う。


「取り敢えずカフェさんよろしくお願いします」

[[ご主人様かなりパニックの模様デスネ?私の産みの親が脅かせたかったとの事で召喚から少し遅れて説明メール来るはずデス]]「ピコン」

(*^ー゜)bグッジョブ!!虎エモン

じゃなくて、メールが来た。


『にゃはははハンドっち驚いた?取り敢えずにゃーが分かった事を伝えるにゃ

○先程の召喚陣とやらは精神エネルギー(以後魔力とする)を通すことで、魔力を高圧縮して生まれる結晶体(以後魔石とする)を宿す物のみ呼び出せる。

○人間が触れても魔石は、無害だが体内では毒となり死に至らせる。

○召喚は世界だけでなく時間も渡ることが出来る』

取り敢えずメールを見ると、人間は召喚出来ないようだけど、カフェさん出てきましたよ?彼女が人間で無いとでも?どう見ても触って見ても人間ですけど?


[[あのご主人様?何故に胸をお揉み二?]]

「いや、カフェさんが人間じゃないみたいにメールが来たから確認でセクハラじょないよ?」

そう、あくまでも確認でこれはセクハラじゃない(力説)!!!


[[いえ、ご覧の通り私はメイドロイドデス。真ん中の物が魔石になりマス]]

「開いたぁぁあ!」

胸が棚の扉のように真ん中から開いた!中にあったのは内臓何かのグロテスクではなくメタル!機械の数々と透明な宝石のような物。カフェさんが指差したし。これが魔石何だろう。


「えっ、もしかして虎エモンさん本物の未来人?」

静かにカフェさんが頷いて思った事はメイドさん可愛い!

じゃなくて、落ち着こうまずはメールの続きを見ないと…

と言うより魔王に未来人…もしかして他の相談者の中には本物のトンでもない人がまだいたりする?


『にゃははは、にゃーはゴーレムとやらの設計図を見て昔作ったギアボットの研究の際偶然出来た魔石が使えそうなのでメイドロイドを作ってみたにゃ』

ギアボットは昔虎エモンさんから新しい玩具の相談を受けて、脳波で飛ぶラジコンヘリのニュースを見て、脳波で動かせ見ている物をVRで体験できる戦わせる事が出来るプラモを提案したもので…えっ?もしかして、ギアボットも出来てたり…[[未来では大人気の玩具デス]]するんだ…


『にゃははは性能の説明は面倒になってきたから後は本人に聞くにゃ』

「ここまで来て投げぱなっしですか!」

取り敢えずメールはここまでで終わりだったのでツッコミ入れたらノルンさん達も声に驚いてこちらを見たので気にしないでと手を振っておく。


「はぁはぁ、と言うわけで馬車の車輪が壊れて困ってるんですが、どうにかなりそうですか?」

[[お任せ下サイ。ニャンネル]]

一応お願いしたがいくら未来のメイドロボットでも、一人では難しいだろう。私も何か方法を考えようかなと、思ってたらカフェさんの手が狸型ロボットの手のように一瞬変わり、物騒すぎる白黒熊型の声でマジックのように猫のぬいぐるみが現れ、空を飛んでいく。


「はい?何あれ?」

[[この形態でも三つのサポートメカを使えマス]]

形態って何?変形するんですか?それに後二つもあるの?それと宇宙世紀で使われそうな兵器の名前なんですけどニャンネル?


「おい、逃げた馬が帰って来たぞ。猫に追われてるぞ」

「私の召喚術です。召喚術ですから安心してください」

謎の猫のぬいぐるみに武器を構え始めたノルンさん達に慌てて私が声をあげると、安心してくれたのか武器を下ろしてくれた。


「馬が帰ってきてくれたから後は車輪だけど」

[[お任せ下サイ。万能ハンド。自由に私が動かせる手だと思ってください]]

あっ、またあの手と声なんですね?私が少し達観した目で見てたら、いかにもロボットらしい見た目の手首を取り出し、それが空を飛んで車輪が壊れた部分を浮かす。


「なるほど、馬車の故障解決出来そうです」

それを見て理解した私はノルンさん達に説明をし壊れた車輪を外して貰い馬車に乗せて貰った。


「召喚術って、メイドさんも出せるし便利なんだな?」

「私も召喚術がこんなに便利とはおもいませんでしたよ…」

呆れるノルンさんの瞳を受けながら、軽く馬車を動かして貰ったが、万能ハンドで外した車輪の部分を浮かせることで馬車が動くのを私も呆れながら確認。


「何とかなって良かったけど目立ちすぎよね?」

気付けばメイドさんを手に入れた私はノルンさん達の雇い主と一緒の馬車で町まで連れていって貰えることになった。

あっ、今気付いたけどカフェさんも召喚術で呼んだからすぐに帰っちゃうだろうから、この方法失敗なんじゃないかな?

ノリノリで書いてますが、感想やブックマークして頂けると更にノリノリに乗れます。取り敢えず名前を決めるのが難しい。

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