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鬱ったら書く。  作者: ナナオ
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世の中、普通はうまくいかない。

いっている風でも、実はことは単純に進まない。

そんななか、諦める人がいる。

思考を停止して、流される者がいる。


諦め癖が付くと、低いハードルさえ高い山に見える。

小さな沢が太平洋に見える。

暗闇が宇宙に見える。


でも。

越えてみれば一歩で済むことがある。

落ちても腰がつくだけなことがある。

持ってみると片手で済むことがある。


何もできないと思っているあなた。

何かを変えたいなら、一歩だけ踏み出してみてほしい。


ただ無益に過ぎていただけの日々に、スパイスを一つまみ。それだけでいい。


すれ違った人にあいさつをしてみてもいい。

車が合流する地点で、一台入れてあげるだけでもいい。

普段だったら余裕がないからできないと思っていることに、挑戦してみてほしい。


その山は、実は高くない。

その海は、実は広くない。

その物は、実は重くない。

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