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鬱ったら書く。  作者: ナナオ
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理由が必要、何をするにもだ。


なんとなく遊んでいればよかった少年時代。

目的もなく入っていったゲームセンター。

いるだけで楽しかった、理科の教室。

なぜかは分からずとも、楽しければよかった。



「根拠は!」

部長が叫ぶ。

勘の一言では済まされない。

理由がなければ行動してはいけない、そんな大人になっている。




無敵のバリアがあったあの頃。

この世のすべてを知っていたあの頃。

スーパーヒーローだったあの頃。

腕力も評価されたあの頃…


誰も守ってはくれないこの頃。

会社の中のことさえわからないこの頃。

汗臭く働くこの頃。

能力だけが評価されるこの頃…


一体、いつ間違えたのだろう。

間違えていないならば、なぜこうなったのだろう。

サンタはいない。ムーもない。




今日も飲み屋でビールを一杯。

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