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正しいことだからと、必ず許されるとは限らない。
正しいことだからと、味方が多いとは限らない。
正しいことだからと、それ以外が正しくないとは限らない。
会議の時に質問をした。嫌な顔をされた。
ポイ捨てを咎めた。逆にキレられた。
煽って来た運転手に声をかけた。殴られた。
正義は勝つと教わった。
悪は必ず滅びると伝えられた。
しかし。
いつの時代も、正直者が馬鹿を見る。
いいことをすれば返ってくると。
情けは人の為ならずと。
嘘をつくな。
因果応報なんて、悪事がバレたヤツにしか言ってないじゃないか。
見つからなければ犯罪じゃないのか?
大通りを眺めていると、明らかに制限速度を超えている車ばかり。
安全運転は迷惑行為扱いで、
みんなが高速で走行するから、自分も。
そんな理由でアクセルを踏むなら、車に乗らないでほしい。
一人の行ないが、伝播する。
いい行いは伝播する。
でも。
悪い行いの方が、もっと広がりやすい。
何であいつは許されるんだ。じゃあ自分もいいということか。
個人主義が高まった日本で
依然として、いや以前よりも
叱れない社会になった。
みんな、怒られたくはない。
みんな、怒りたくはない。
そのうえ、なにかあれば「しつけが悪い」とのたまう老人たち。
二言目には「今の若いもんは」
自分のことだけ、自分たちのことしか考えない、若者たち。
触法行為を繰り返し、改めようとしない。
頼れない世の中になった。
もっと、心のこえに耳を傾けなければならない。
どうしてこうなってしまったのか。
ネットで解決しない問題ばかりが増えて
コンピュータがいくら発展しても、問題の増加に追い付かない。
疲れていても、ねぎらってくれる人は少なく
ノルマを積み上げてくる上司ばかり。
つながろうとさえしない、部下ばかり。
こんな世の中、無くなった方がいい?
批判することは簡単で
でも、改善することは難しくて
一つ言ったら付和雷同の国民を
どう正しい方へ導くのか。
若人よ、自らの考えを、ぶつけてほしい。
ケンカ、軋轢、大いに結構。
たぶん、それがすべてを変える、第一歩だから。




