表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
鬱ったら書く。  作者: ナナオ
24/55

24

「私は頑張ってます!なんで給料があんまり上がらないんですか!」

ため息をつきそうになった。


それはそうだろう。頑張りそのものは認めよう。

しかし。しかしだ。


あなたは頑張っているかもしれないが、あなたの前の席の彼は、頑張っていないのだろうか?


あなたの隣の席の、そのまた隣の席の彼女も。


頑張っているのは、あなただけではないんだ。


そして、頑張るのは、当たり前なのだ。




もちろん、頑張れない人もいる。

頑張って、無理して、からだを壊してしまう人がいる。

頑張って、背伸びして、心を病んでしまう人がいる。


でも。


“仕事をすること”は、“頑張ること”と

また別なのだろうか?



頑張れない人はいる。でも、頑張らない人はいない。

君は頑張っている。でも、君の前にそのポストにいた彼は、もっと頑張っていた。


君より頑張っている人は、ここにもたくさんいる。

比べるなというならば、君も給料額で人をうらやむのを、恨むのをやめろ。



人を怨む暇があるのならば

人をうらやむ暇があるのならば。

計算一つ、書類の一枚を一秒でも早く。

常に何かを身につけようと努めて。

人よりももっと。

頑張るしかない。


君の頑張りは、部署の中で、私が一番認めている。

だから。

君なら、もっとやれるはずだ。

私には、君が、“いま”に満足しているように見えるのだ。

とどまるな。常に動き続けろ。

頭が止まった時が、すべての終わりだ。


武器を見つけろ、苦手を減らせ。

これが、私から君に向けたエールだ。

特別扱いはしない。でも、いつも見ている。

仕事ぶりを、頑張りを、会社での行動を。


君には、もっとノビシロがある。


これからも頑張ってくれ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ