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破壊魔悪夢世界 ~ようこそ九日間の悪夢へ  作者: 闇妖すみれ
~壱日目  *the start Destroy
6/14

【摩訶不思議満月の夜】









「―――着きましたよ。ここが仮の避難場所です」


リリエスが口を開くと、四人はぱっと顔色を変えた。







「ん、なんか予想より豪華っすね…? 普通の家みたいっす」



「失礼かもしれないが…なんというか、もう少しボロいと思っていたな…」



「…でも、すぐに破壊魔に壊されてしまいますから、壊れたらまた別の場所へ行かなければならないのですよ」



「ね、ルト、あっちにベットがある! ねぇ、リリエスさん。私寝てていい?」



「…いいですよ。破壊魔は此処等にはいないみたいですし…少なくとも、夜中までは破壊魔は居なくなるでしょう」



「…じゃあ、部屋で自由にしていいんですか」



「はい。私は別な地域で小さな破壊魔を狩ってきますので…夜中になる前には帰ってきますから」



「了解っすーー! 」



そうして、四人は避難場所で過ごすのだった。













――――「… … ト。 ルト。…ルト。起き、て」



    「…花華」




それは、どれくらい寝たのか分からないまま、花華にただ起こされた。





「…外、見て。満月が――――」



「――本当だ…綺麗… …」



「ルト、外出よ。」



「えっ、でも――」



「いいからっ。ほら、行こ」






扉を開けると、綺麗な月と星が、ルトと花華を待っていた。舞っていた。


満月は、不思議な色をしていた。狂っているのか、そうじゃないのか、解らない色である。






「「…綺麗」」







――そんな風に摩訶不思議な満月に見入っていると、何処からか足音が聞こえてきた。






「――二人も、月見ですか。どうぞ、菓子がありますので」



「あっ、リリエスさん――――ルト、どっちにする?」



「じゃあ――――こっち」



「分かった。私はこれ食べるねっ」



「では、私は中に入っていますので…そういや、他の二人は?」



「…部屋で、まだ寝てます。 …あ、花華、見て、あれ」



「わぁ、流れ星だ! ね、ルト、何を御願いする?」



「…まず、この空間から無事に脱出することと、あと――」



「おー、あとなにー?」






「…楽しそうでなりよりです」


リリエスは、そんな独り言を言い、部屋へと入っていった。



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