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破壊魔悪夢世界 ~ようこそ九日間の悪夢へ  作者: 闇妖すみれ
【prologue ~開幕の刻】
2/14

【何気亡き其の日常 ~happiness Everyday】





それはそれは、何気亡い其の日常の中、少々嫌気がさす破壊を受け、回復と絶望を何度も何度も何度も、

繰り返している人間の話である。


だが、こんな回復と絶望を繰り返す日常は、まだまだ初期段階にすぎず――――





まさに

「何気亡い幸せ」なのである。


今回はそんな少年少女の、何気亡き御話――――。











「―――おーーいっ、ルト~。お昼一緒に食ーべよー」



花華(はなか)...うん、いいよ。」



「中学一年生になってから何回目のお昼ご飯かなぁ?」



「...さぁ、どうだろうね」




それは二人の少女――――

篠式ルトと、霜扇花華――――――






「やーーっと給食かーーっ...篠式先輩と霜扇先輩、今頃何してるかなぁ...

..おっといけない。俺も小6なんだから、しっかりしなきゃ―――っす」


その友の少年、徠悠慈カイト、そして。





「...今日はゲームの新情報配信か...

中三の秋も、もうすぐ過ぎていきそうか」


篠式ルト達の存在をまだ知らない少年、硯灼之(すずり しゃくの)









――――事案は違えど、この人間達は破壊に悩む者である。









「...はぁ~~~...昨日ね、また親に二次元の文句言われちゃって...大喧嘩しちゃったの」



「...私も、また昨日見たがられた...苦しい」







「...今日もまたあいつに嫉妬を受けなきゃならないんすかーー・・・うーーー・・・」





「・・・あいつ、またついてくるのか・・・」











―――そう、破壊である。破壊に悩む者達である。




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