神守亀乃
私の名前は神守亀乃
神守家の長女です
私の仕事は小学校の教師です、ちなみに四年生のクラスの1つを受け持つ担任だったりします
朝は早いですよ
5時には起きています…龍奈ちゃんはさらに早いですけど
龍奈「亀姉さん、おはようございます」
亀乃「あ、うんおはよう」
龍奈「朝ごはん出来てますよ」
亀乃「龍奈ちゃんは早いわね」
龍奈「まぁ虎姉さんと自分のお弁当作るので」
亀乃「お姉ちゃんが忙しいからよね…ごめんね」
龍奈「いえ、料理好きですから」
亀乃「じゃあ行ってきます」
龍奈「行ってらっしゃい」
――――朝、学校――――
生徒A「かめちゃん先生おはよう」
亀乃「はい、おはよう」
生徒B「かめちゃん先生、ここ教えて」
亀乃「はーい見せて」
生徒B「ここ」
亀乃「ここはね…こっちと実は同じなの」
――――夜、家――――
亀乃「ただいま…」
龍奈「おかえりなさい亀姉さん」
亀乃「今日は晩御飯なぁに?」
龍奈「今日はハンバーグです」
亀乃「龍奈ちゃんはもう食べたのよね」
龍奈「はい、私とスズは食べました」
亀乃「虎子ちゃんは?」
龍奈「モデルの仕事で泊まるそうです」
亀乃「虎子ちゃんハンバーグ好きなのに…」
龍奈「大丈夫です、虎姉さんの分は冷凍してあります」
亀乃「さ、さすがね」
亀乃「龍奈ちゃんは料理好き?」
龍奈「はい」
亀乃「そう」
龍奈「姉さん、私は卒業したら今のバイト先に就職しないか…と誘われています」
亀乃「そうなの?」
龍奈「私は就職していいんでしょうか…」
亀乃「………」
龍奈「進学校なのに…」
亀乃「龍奈ちゃん」
亀乃「それは龍奈ちゃんの自由、私達は龍奈ちゃんが自分で選んだ道を否定したりしないから…だからじっくり悩みなさい」
龍奈「はい…姉さん」
亀乃「ちなみにお姉ちゃんだったら就職するかな」
龍奈「なぜですか?」
亀乃「バイト先の惣菜屋さんから調理師の資格を取るためよ」
龍奈「な、なるほど…」
龍奈(調理師の資格…)