表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この連載作品は未完結のまま約10年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

no title

作者:tomato
終わりの始まり

ある日から主人公のタヨトはふとした他愛ない幻聴を聞く。
それは日に日に酷くなり、幻夢、そして幻覚を見るようになり、彼を苦悩させる。

夜毎に見る、息つく間もない戦闘の夢。あれはなんなのか?
彼は、宇宙空間で繰り広げられる殺戮に巻き込まれ、生と死の狭間を必死にかき分けつつ、不毛な戦いに落ち込んでいく夢を見るようになるのだった。

タヨトは、それら突拍子もない非現実的な幻想を、何とか意識の外に追い出そうとするが、
それらは、些細な幻聴からより深刻で現実味のある幻夢、そして幻覚へと膨れ上がり、彼を恐怖の闇に突き落とそうとするのであった。

タヨトは、終始誰かに見られている気配の重荷から、体は丸く収まり、目だけぎょろぎょろと当たりを気にかけ、足早に雑踏をかき分けていくのであった。
しかし、始め小さく窪んだ闇は、日に日に姿形を増し、執拗にタヨトを付け回し、彼に襲いかかろうと殺気を放ち、タヨトを震え上がらせた。

彼はなんとか周りの友人に正気の自分を取り繕い、理性を保とうと自身に言い聞かせていたが、
しかしその狂気の幻覚は現実の生活にまで入り込み、筆舌し難い恐怖に襲われるようになる。
no titile
2014/09/15 15:36
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ