表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

序章、ひきこもりのための説明書

「おはしも」という言葉はしっていますか?

これは

「お」は「押さない」


「は」は「走らない」


「し」は「しゃべらない」


「も」は「戻らない」

という略になっており小学生の避難訓練でよく聞きます。


他にも「イカのおすし」などというものがあります。



今ひきこもり先進国の日本には、

「ひきこもりの五つの法則」

というものが存在します。


ひきこもりの五つの法則とは、「ひ・き・こ・も・り」というそれぞれの文字を先頭に使った五つの法則です。この法則はひきこもり一人、一人にひきこもり対策委員という政府の機関によって作られています。

この法則を破ったひきこもりはひきこもりが住む聖地HIKIKOMORI ALL SCHOOL(HAS)から追い出されてしまいます。例えをあげてみるとこの物語の主人公「日野林道」のひきこもりの五つの法則は、

「ひ」は「暇を作らない」


「き」は「疑問を持たない」


「こ」は「孤独にならない」


「も」は「森に行かない」


「り」 は 「利益を求めるな」


もしも日野林道がこの中の一つでも破れば日野林道という人間のデータが日本ひきこもりデータベースから消されてしまいひきこもりから生きる価値のないゴミ虫になってしまいます。


そのためひきこもり達はHASから追い出されないように努力しています。それではみなさま今から始まるひきこもり達のHASでの生活をお楽しみください。


ひきこもり対策委員出版

「正しいひきこもりの過ごし方」

より

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ