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警狼ゲーム  作者: 如月いさみ


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警狼ゲームの新たなる始まり 11

 その時、声が響いた。

「なるほどな―、じゃあ……今ここで俺が許可を出そうか」


 省吾と由衣は顔を階段の踊り場へと向けた。桐谷世羅が校倉満男山形県警本部長を連れて姿を見せたのである。

「校倉満男県警本部長、先ほどの警察学校の合宿の件は宜しいですかね? まあ、再確認になりますけど警務部には回っていなかったようで」


 校倉満男は二人を見ると

「本田警務課長と房田係長には話を通しておいたはずだが」

 と言い

「二人には暫く自宅で謹慎してもらう」

 と告げた。


 二人は顔を伏せたものの一礼すると立ち去った。


 桐谷世羅は校倉満男を見て

「では、宜しくお願いします」

 と言い、二人の前に進むと鍵を出して省吾の手錠を外し

「去っていく前に手錠ははずせってな」

 と告げた。

「東大路と天童は現地か」


 省吾と由衣は頷いた。由衣は桐谷世羅を見ると

「それでメインの方は」

 と聞いた。

 桐谷世羅は笑むと

「まあ、大丈夫だろう。問題なくなったから来た」

 と告げた。

「しかし、もう少しで留置所監禁だったな」


 省吾は困ったように

「課長が来てくれてよかった」

 と告げた。

 

 将と翼はホテルでその話を聞き驚いた。桐谷世羅は彼らを見ると冷静に唇を開いた。

「妨害は入るから気を引き締めてくれ。県知事の方は八重塚がずっとついていて常にこちら側の人間と連絡を取って直ぐに校倉山形県警本部長に連絡が回るようにしている。本部長もすぐに刑事部を動かせるように連携は済んでる」


 ……ただメインの方に重きを置いているからお前たちの方は手薄になるから気を付けろ……


 それに将も翼も省吾も由衣も頷いた。ただ、翌日からは妨害は入らず準備は順調に進んだ。警察の内部で動く様子もなく組織の人間が動くのを辞めたかのような感じであった。


 あっという間に2週間が過ぎ去り林間合宿の当日になり、将と翼は天童南駅で新人警察官54名を迎え入れた。


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